今日も、松阪競輪場(松阪のこころ竹輝銅庵賞<FⅡミッドナイト>[最終日])に行ってきましたが、
その前にダブル全日本選抜のファイナル。
発走予定が共に16時30分。
 
地上波での放送があった川崎競輪の全日本選抜をテレビで、
浜松の全日本選抜は、YouTubeで観戦。
 
浜松の優勝戦は、
試走タイムを見た段階で、内枠4選手の勝負と見ていました。
 
川崎競輪の決勝は、
南関勢の二段駆けを阻止する展開を重視しました。
 
先にスタートしたのは浜松。
 
スタートで鈴木圭一郎選手(浜松·32期)が後手となり、
しばらく青山周平選手(伊勢崎·31期)-伊藤信夫選手(浜松·24期)-荒尾聡選手(飯塚·27期)の順で進んでいて、
「そのままで」と思っている間に、
川崎競輪12R[S級決勝]がスタート。
こちらは前取り争いが激しかったものの、
平原康多選手(埼玉·87期)がそれを制して隊列が整いました。
 
荒尾聡選手の2車抜きと、
深谷知広選手(静岡·96期)の仕掛けがどちらのレースも最大の見せ場でしたが、
それがほぼ同じタイミングでした。
 
先にゴールしたのは、川崎競輪。
 
深谷知広選手後位だった郡司浩平選手(神奈川·99期)が、
最終バックから平原康多選手の捲りに合わせて番手捲り。
平原康多選手と絡みましたが、そのまま押し切って、
55年ぶりのG1開催だったホームバンクで、2度目のG1制覇です。
 
川崎競輪の旗·ランプ掲示がどうなるか気になっている間に、浜松もゴールを迎えました。
 
こちらは、荒尾聡選手がそのままリードを広げて完勝。
5度目のSG制覇です。
 
川崎競輪の方は、上記したように二段駆け阻止を重視したのに、結果は二段駆けになりハズレ。
浜松の方は、内枠4車からでしたが、頭は1と2に絞ったのでハズレ。
 
同時刻発走で、あっという間に終わったので、
意気消沈もなく、そのまま競輪場へ。
 
今日の松阪は、チャレンジ戦が1レースカットになり、8レース制でした。
 
松阪7R[A級チャレンジ決勝]は、
最終4角5番手から追い込んだ増成富夫選手(岡山·66期)が1着。
昨年9月の別府ミッドナイトF2以来の優勝です。
優勝選手インタビューでの満面の笑みが印象的でした。
 
松阪8R[A級決勝]は、
佐川翔吾選手(大阪·94期)が、最終バックに中段から捲って1着。
昨年末の小倉ミッドナイトF2以来の優勝です。
弟子の福永大智選手(大阪·113期)が、先日の向日町F1でS級初優勝し、
師匠もその勢いに乗ったのかも知れません。
 
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。