今日は、松阪競輪場(開設67周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪<GⅢ>[初日])に行ってきました。
 
朝から、物凄い寒さ!
先週は暖かかったので、雲泥之差です。
 
今節は記念。
武田豊樹選手(茨城・88期)はじめ11選手が入れ替わりましたが、
珍しく追加メンバーの方が面子がよく、
反って層が厚くなった感じです。
 
ところが、
松阪1R[S級一次予選]の近藤寛央選手(東京・97期)の落車棄権や、
松阪12R[S級初日特選]の佐藤博紀選手(岩手・96期)の7着失格(イエローライン越え)等は、
層の厚さと反比例している内容でした。
 
さて、今節は浅井康太選手(三重・90期)含め、
地元勢も層が厚いのですが、
そんな中で神田龍選手(三重・105期)は、松阪がホームバンク。
 
地元記念初登場の神田龍選手は、
松阪2R[S級一次予選]で1着!
 
幸先の良いスタートと言いたいところですが、内容は失敗。
 
神田龍選手マークの林巨人選手(愛知・91期)が、
巧く捌いて中段を確保して、
そこに中部ライン自力の神田龍選手を迎え入れようとしましたが、
その時、外で浮いていた神田龍選手は下げてしまって最後方に。
林巨人選手が何度か振り返りましたが、もうどうにもならず。
林巨人選手は自力にチェンジして捲りましたが、
今度は最後方から神田龍選手が掛かり良く捲り、
一気に捲り切っての勝利でした。
 
林巨人選手は、観た目だけだと、
外に浮いた目標の自力選手を捨て、自ら自力にチェンジしながらも5着敗退に見えるので、
ゴール後、場内から野次が飛んでいました。
 
一方、
神田龍選手には地元ということもあり、
やはり観た目は、
後位のマーク選手に捨てられて単騎になったけど、意地で捲り切って勝ったように見えるので、
場内からは声援が飛んでいました。
 
しかし、神田龍選手自身は、
1着選手インタビューでも口数は少なく、
実際、しばらくしてから直接話を聞いても反省の弁だけ。
 
ただ、神田龍選手自身は勝ち上がりましたし、
林巨人選手後位の島野浩司選手(愛知・62期)は3着で勝ち上がり、
そして、林巨人選手も5着ながら、繰り上がりで二次予選に進出しました。
結果的に、このレースの中部ライン全員が二次予選に勝ち上がりました。
 
様々な内容、様々なレースだった初日。
シリーズリーダーは誰かというのは、今日の段階ではまだわかりませんが、
明日の優秀「松阪牛賞」は、
浅井康太選手に加え、中川誠一郎選手(熊本・85期)・木暮安由選手(群馬・92期)・村上義弘選手(京都・73期)・小倉竜二選手(徳島・77期)等、
主力級の多くが勝ち上がったので、楽しみです!
 
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。