今日は、松阪競輪場(チャリロト杯 松阪木綿賞 中日スポーツ賞<FⅠ>[初日])に行ってきました。 

今節は、短期登録の外国人選手が2選手斡旋されています。

まず、松阪9R[S級予選]に、
サム=ウェブスター選手(ニュージーランド)が登場。
リオデジャネイロ五輪のチームスプリント銀メダルです。

今年が初参加、今節が2節目のサム=ウェブスター選手。
前回の川崎F1では、2着2本で優参したものの、1着なし。

世界トップ級の脚を持つ選手でも、
日本の「競輪」では苦戦していく選手が多々いますが、
サム=ウェブスター選手が、それに該当するのか、
気になっています。

生で見たのが1走だけなので、これで判断するのは早計だと前置きした上で、
仕掛けるタイミングとかは悪くないんですけど、
どうも末が甘くなる傾向のようです。

川崎F1の2着は、何れも最終ホーム手前から仕掛けての先行で、バックも取っていますが、
末が甘くなって最後に捲られて2着。
今日も全く同じでした。

絡まれるのを嫌って早目に仕掛けている可能性はあります(前回の決勝8着は横に振られて踏み直せず)が、
脚の使いどころに敗因があるかもしれません。

ちなみに前回2本とも2着だった時に勝っているのは伊藤裕貴選手(三重・100期)。
今日は、伊藤成紀選手(大阪・90期)。

サム=ウェブスター・伊藤成紀両選手は、明日の準決も同乗!
ただし、伊藤成紀選手は番手戦になりそうです。

サム=ウェブスター選手がどんなレースをするのかがポイントになりそうです。

一方、
マティエス=ブフリ選手(オランダ)は、
松阪10R[S級予選]を危なげなく快勝。

前回の川崎F1も完全優勝していますし、
今年も活躍が期待できそうです。

以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。