「50/50(フィフティ・フィフティ)です」


これは、今日、Gate J.(大阪・梅田)で行われた「角居勝彦調教師 スペシャルトーク」で、
角居勝彦調教師ご自身が語ったものです。


「結果を残している馬だから、それなりの状態でないと使えない」
というようなことも話していました。


しかし、その表情や声は、
司会の太平洋さん(講談師)の軽妙な語りかけに時折笑みは見せるものの、
重い印象がありました。


その太平洋さんが、観ていたお客さんにこのような質問をしました。


「今後のヴィクトワールピサ、ジャパンカップに出てほしい?
 それとも有馬記念?
 いや、現役引退?」


JCや有馬記念には手を挙げる人がいましたが、
なんと引退に手を挙げる人も多く、
見た感じは、JCや有馬とほぼ同じくらいだったと思います。


これは意外でした。

一応、故障とは言え、
4歳での引退に理解を示すファンの方って多いんですね。


ディープインパクトが4歳で引退した時に、悲観的な感想をマスコミを通じてみていたので。

まぁ、あの時のディープインパクトと今回のヴィクトワールピサとでは、全く状況が違いますが。


ヴィクトワールピサは、今月30日にフランスを経つそうです。


このトークショーでは、
引退してイギリスで繁殖入りしているウオッカ(角居調教師が管理していた)のことや、
ホースセラピー(障害者乗馬)活動のことなどの話をしていました。


特にホースセラピーのことは、「ホースセラピー」という言葉は聞いたことありますが、
その効果などは恥ずかしながら全く知らず、
その内容や活動を興味深く聞きました(効果などはこちらをクリックしてください)。


そのホースセラピー関係のイベントが、10月10日に三木ホースランドパークであるそうです。

角居調教師も出席予定だそうです(福永祐一騎手も出場予定ですが、この日、東京競馬が開催されることになったため微妙らしいです)。


実は、このイベントに行く予定は、当初全くありませんでした。

ところが急用ができて、その人が「今、Gate J.にいる」ということで飛んで行ったら、
その人が「角居調教師のトークショーのあるフロアにいます」とメール。

それでトークショーの存在を知り、
それでもその人と話をしたらすぐに帰るつもりでしたが、
着いたら、トークショーが始まって5分くらいが経過。

その人を探し出すことができず、トークショーが終わるまで聞きながら待つことにしたのでした。


本来の目的は、トークショー後その人に会って簡単に話などをして達せられましたが、
思わぬトークショーを観られて、すこし儲けた気分でした。


以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。