9月27日(土)  晴れ  気温18℃~29℃位  


私は相撲はあまり見ないのですが、今日は見ました。

白鳳に関して今まで何んの関心も無かったのですが、

今日は、いい仕事をしましたね。感動しました。



久々に DVDを借りて見ました。




私が珍しく原作を読んだ作品で、

どんな映像になっているか、大変楽しみでした。


おおむね原作通り。

キャスチングも、文句無しです。


何故、宮部は特攻に志願したのか、その理由は誰にも分からない。


エンディングは、

宮部の操縦するゼロ戦が、

敵空母の弾幕を搔い潜り、特攻する直前で終わりました。


これはこれで、良かったのかなとも思いました。


が、



ここは、原作通り。


敵空母の航空甲板、中央に見事に特攻を決める宮部。

驚愕と共に、逃げ惑う米兵。

しかし、宮部が積んでいた爆弾は不発弾だった・・・・。


銃を構え、特攻したゼロ戦へ歩み寄る米兵達。

そこには、朽ち果てたゼロ戦と、コックピットには宮部の亡き骸があった。


これほどの米戦闘機が空中を乱舞している中。

察知されないように、海面擦れ擦れを何百キロも飛行し、

VT信管の弾幕を搔い潜り、米空母まで辿り着いた日本兵に対して、

仕官をはじめ多くの米兵が、敬意を表し敬礼するのだった。


その後、宮部とゼロは海へ投棄された。



あのゼロには驚愕させれた。

あれは、まさに悪夢だった。  (米兵談)



やはり、一撃。


たった、一発でも、手痛い一撃を与えたい。


勝つことなんて望んではいない。


ただ、ただ、一撃。


葛藤の中で散っていった、多くの若者達の為に・・・。


テレビから伺う、百田氏の気質上、そんな思いを伺えた原作の結末だった。

が、映画はこれはこれでいいのかもしれない。


またいつの日か、テレビで放送されるか、

はたまた、DVDを借りて見てもいいかなと思える映画だった。