まだ、読了出来ていませんが、この本の示した事は大きいと思います。
一つは、格差が、それを是正しようとしなければ、固定化してしまう可能性が高いことです。
そして、格差が是正されたのは、戦争によってだということです。
つまりは、格差を政治機能が是正出来なければ、暴力に訴えるしか方法が無いことを示唆しています。
実際、中東の動乱の根本は、大多数の人が食べることさえ事欠くようになったからです。
色々と批判の多い本書ですが、200年に及ぶ現状分析を行い、社会を一定の安定状態で保つ為には、格差の流動性が必要なことを説いている点で、世界を啓蒙する良書だと思います。
