母の日と両親に魅せられた日。 | 岸田健作オフィシャルブログ「健作とKENSAKUを検索」Powered by Ameba

母の日と両親に魅せられた日。

コンチャ★



みんな母の日は母感謝しましたかーっ?


俺は昨日、母感謝してきました。





最近になって、オヤジが急に若いカッコしてたり、

母ちゃんが急にツケマツゲや美容に興味持ち出したり…



あげく両親がいきなり離婚していたりとハチャメチャっぷりが目立つ岸田家でしたが

なんだかその理由がわかった一日だったな。



とゆーのも、数日前、実家が引っ越したとゆう知らせを受けてね。



ちなみに実家は何度か引っ越ししてるみたいなんだけど、俺に知らせがない時とかもあって(笑)




前に久々に実家帰って両親を驚かせてやろーと思って内緒で実家帰ったら表札が『北島』ってなってて。



『?』と思ってピンポン押したらフィリピン女性が出てきた。



なんだか色々な意味で逆に驚かされたって経験があって。




だもんで今回は事前に連絡して行ったんだけど、一戸建てだった。


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表札が【岸田】である事も確認!




周りに何もなくてさ。




たまたまオヤジも母ちゃんも仕事が休みだったんで実家で一緒にお茶して。


んで休みの所悪いんだけどオヤジと母ちゃんにお願いがあって。


両親が働いてる職場に行きたいとお願いした。




オヤジと母ちゃんは、俺が産まれた時にはもうケーキ屋を営んでて。

20年以上やってたのかな。




それを何年か前に辞め、それからはヘルパーやら何やらの資格を取り老人介護施設で働いている。





オヤジは昔からガンコだったし1つの事を曲げずずーっとやり続ける男だから

そんなオヤジが次に選んだ職場を見てみたかった。



それと自分が現在撮影中の映画で、自分は下半身が不自由になってしまう事から老人介護施設ではないけど、やはり体が不自由な方への設備や、相手するヘルパーさんナースさんドクター、色々な環境と人を見たかった。




実家帰るなり早々とそんな事言うもんだから両親とも『?』って感じだったけど、

オヤジが施設の方々に連絡取って確認してくれて連れてってくれた。





施設に入った瞬間、色々な思いが混ざり当初の予定とは別の感情がわいた。



ほとんどの患者さんが認知症で感情が表情では分からない程。



ベッドで寝たきりの方か車椅子の方々がほとんどで、数名だけ廊下のバリアフリーを使い歩く方がいるくらい。





俺はオヤジに質問した。


『リハビリテーションみたいな部屋は?』



なんでこんな質問したかとゆうと、前進しようとする患者さんとヘルパーさん達とのコミュニケーションの場を見たかったから。







だけどここにはなかった。







老人介護施設にも階級とゆうのがあり、やはり経済的な問題がある。



確かにそういった現実問題もあるんだろうけど、


でもなんか…




と思いオヤジを見るとオヤジは患者さんに笑顔で冗談言って話しかけてた。


一緒に来た母ちゃんも。




近くにいた出勤中のヘルパーさん達も笑顔絶やさずだった。


なんだかこの光景を見せてもらえただけで感謝だった。





で今、俺からしたら両親はホントに胸張れる仕事をしてるんだと実感した。





カッケーわ。


カッケー。





患者さんのほとんどが女性でお婆ちゃん。


で母ちゃんがお婆ちゃん達に挨拶するからアンタちょっとついてきなさいよと。





『こんにちはお婆ちゃん』




するとほとんどのお婆ちゃん達が笑顔で返してくれた。




母ちゃん曰く、いつも顔合わせてるけどお母さんの事ももしかしたらわかっていらっしゃらないかもしれない。

もしかしたらアンタの事もお孫さんと間違えていらっしゃるのかもしれないし、、、




でも俺が挨拶した中で、母ちゃんが働くようになって一度も笑顔を見た事のないお婆ちゃんが笑ったらしい。






あまり長居してもご迷惑だから施設の方々に挨拶させてもらい帰った。


母の日で母に感謝しにいく日だったのに、圧倒的な母とオヤジのカッコよさに魅せられた。




その後、両親にお寿司をご馳走したり、色々買い物に行った。



…まぁこの時点で、何をしても親を超えるなんてまだまだで

俺クソガキだなと思ってたけどクソガキなりに出来る限りを両親におもてなししてみた(笑)





すんげー長くなったけど、この日記の最初の話に戻って。





『ハチャメチャな岸田家の理由がわかった』について。



改めて新居の中をグルグル見回すと…


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エーちゃんのタオル斜めがけ。




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駐車場を見るとやたら車高が低いオープンカー。



完全にオヤジの趣味。





そんで窓を開けると、まだ何もない庭に小さな芽がいくつか出てた。


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どうやらミョウガらしい。



ん?これは?
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と母ちゃんに聞くと


ここに来たばかりの時にミョウガ以外の雑草を全部刈りまくったんだけど、これだけお花が咲いてたから残した、、、らしい。。



あとこんなんが。
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そんで部屋にはシャネルの化粧ポーチとやたら若いコスメが並んでた。



ガーデニングと女計画を企む完全に母ちゃんの趣味。





オヤジと母ちゃんが、今スゲー楽しいよと言ってた。




子供が離れてしばらくして自分達の好きな事出来るからさ。と。


だからオヤジも母ちゃんも若い頃に戻った気分でそれぞれの趣味に走りまくってんだって。




俺は両親が20歳の頃に生まれたんだけど仕事と育児の両立はホントに大変だったらしい。

アンタも子供が出来たらわかるわよと言われた。



そー考えると20歳からずっと欲を抑えて家庭を築いてくれてたんだな。


ん?



ここ最近のハチャメチャっぷりはそーゆー事か(笑)






ただ



『ところで何で離婚したの?』




と聞くと




『だーかーらー。お父さんもお母さんも若い頃に戻りたかったから』





だって。



∑(゚Д゚)





昔、俺が小学生の頃、ライダースにグラサンのオヤジがバイク2ケツでスパンコールの母ちゃんを乗せ授業参観に来るのがスゲースゲー嫌だった俺。






世間体気にしない、こんなロッキンオヤジとロッキン母ちゃん。







俺の親であってくれてありがとうございます。

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