今回は少し飛び級で、ドロップダウンドアについて解説したいと思います。

先日中古のドロップダウンドアを5枚ほど譲ってくださるとの事で埼玉県のとある場所までいってきました。

緑豊かです。

駅から30分ほど歩いたところで、持ち主の方とお会いし、無事受け取る事ができました。
しかし、、超重い。。引っ張るガラガラの荷台に乗せたのですが、数メートル引っ張るだけでも一苦労です。

はあはあ、、ガラガラガラ。

はあはあ、ガラガラガラ。

ふう。。よいしょ!ガラガラガラ。

ううう。。。


行きの何倍もの時間をかけて、なんとか家に持って帰りました。
一体何キロあったのだろうと、ドアを1枚体重計に置いてみました。


つまり20キロ以上引っ張っていた事になります。
次は絶対レンタカーにしようと心に誓いました。


前置きが長くなりましたが、ドロップダウンドアについて解説したいと思います。
間違いなくハラーに一番多く搭載されているアクセサリーでしょう。

ノブを回すとドアが倒れるように開閉し、かつ倒したパネルは作業台としても使える優れものです。


以前のブログでも書きましたが、重さは10キロまで耐えられるそうですが、それ以上の重さがかかるとパネルが変形したり、バネユニットのバネが伸びてしまうことがあるようです。
子供が遊んで上に乗ったりしたら一発アウトになりそう。。

ヤフオクでも以前、過度な力がかかったと思われるドロップダウンドアが出品されていました。
このような壊れ方をするのかもしれません。


あああ、また話が反れてしまいました。


再度本題です。

ドロップダウンドアの取り付けにはいくつかの取付パーツを必要とします。意外とパーツ数が多いのと、どれか一つでも欠けると取り付けができなくなるので、きちんと揃える必要があります。パネル意外のパーツを取り付ける順番に並べてみました。


右から、L字金具 1個、半月のツメ 4枚、黒いプラスチックのスペーサー 1枚、バネユニット 1個とパネル固定ネジ 1個、取り付けネジ 3本です。
このセットがドア1枚につき、2セット必要になります。

早速つけてみます。
まずL字金具をパネルの窪みに入れます。

次に半月のツメを金具の位置に合わせてはめ込んでいきます。驚くべきことにあの重いドアパネルはこの4枚のツメでハラー本体と固定されています。外れないのかとドキドキしますが、実際は大丈夫です。


次にバネユニットと黒いプラスチックのスペーサーを合わせてネジを差し込みます。


これを先程のL字金具に当てて、ネジを回して固定すればハラー本体に金具の装着が完了します。
(反対側も同じ様に金具を取り付けます)

最後にドアパネルを取り付けてネジで固定しますが、これはyou tubeでSmowさんがあげているので、それを見たほうが早いと思います。パネルの切れ目にバネユニットの先端を差し込んでネジで止めます。
 



※Smowのyoutubeより


最後に余談を2つしたいと思います。

まずL字金具ですが、ドロップダウン専用の金具のため、なかなか中古では手に入らず、値段も高めです。
ハラーにはこれとは違う、他のアクセサリーでよく使われる半月状の金具があるのですが、私はこれで流用ができました。


こんな感じで同じように半月ツメと組み合わせてバネユニットを取り付けました。
でも強度的な観点で不安なので反対側には正しくL時金具を取り付けています。右左共にこれだとドアが外れるかもしれません。コストダウンの裏技として使えるかもしれません。


もう一つは、ドロップダウンドアを横に2枚並べて取り付けたいけど、L字金具を置いたパネルの反対側はどうやってバネユニット等をつけるの?という点です。
これがネットには全く掲載がありませんでした。

答えを言うと、L字金具と半月のツメを除いた、バネユニットと黒いプラスチックのスペーサーだけで反対側からネジで止めます。

このように横板パネルは穴が空いているものを使う必要がありますが、パネルの向こう側に既にL字金具が置かれています。
L字金具のネジ穴とこの横板パネルの穴がぴったり合うので、バネユニットの取り付けネジがアクセスができる。という原理です。いやはやよく考えられています。



いかがでしたでしょうか。
ドロップダウンドアはよく中古市場に出回っていますので、パーツを揃えた上で自分で取り付けてみると安くできるかもしれません(もちろん自己責任で)

それでは!