先日、駅で活動報告をお配りしていた時に年配の方からご相談を受けました。
話を聞くと、
お歳を召して、耳が聞こえづらくなり、医療機関から必要な認定を受けたかったものの手続きがわからずずっと放置していたとのこと。
その場で、市役所に電話し必要な手続きと書類を教えてもらい、手順をメモして渡してあげただけなのですが、大変喜んで頂きました。
写真はその後、私の名刺を頼りにわざわざ送られてきた手紙です。
何かわからない事があるとき、我々はネットで調べたり、電話をしたり「情報収集」の手段をたくさん持っています。
しかし、この方はお一人住まいでネットは使えず、耳が悪いため電話もよく聞こえない状態。
そのような状態での情報収集は、大変に困難なのだと教えて頂きました。
地域にあまりお知り合いもいなく、頼りは「広報紙」のみだったそうです。
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このような状況を少しでも減らすべく、我々がすべきことは何でしょうか。
当事者が行政にアクセスすることが難しいならば、以下の2点は必須かと思います。
・「代わりに調べてくれる人」を増やす事→地域コミュニティの強化、民生委員制度の強化
・代わりに調べた人が簡単に調べられるように広報の質を上げる事→手続きの利便性向上、ネット発信の強化
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そして我々議員は、顔の見える活動を通じて、困ったときに頼られる存在でいるべきです。
情報を集める(受信)するためには、当然ながら(発信)が欠かせません。
ネットで、街頭で、チラシで、行事への参加を通じて情報発信を継続することが「地域の声を聴く」ということに直結するはずです。
今後も顔の見える活動と情報発信に取り組んで参ります。