腸内環境ってなあに？

ちょっと間があいてしまって

ごめんなさいな。

なぁにシリーズ、

果てしなく続く始めで

つまづいてどうするー。

忙しさって魔物。

さて、気をとりなおして

今日は 腸内環境。

これ、一言で言うと？

まさに「宇宙」ですわ。
ワンネスですわ。

「生物にとって一番偉い臓器

は何だと思う？」

私が必ず冒頭の講座で

聞く質問ですにゃ。

この事を知らないと、

「人生転ぶで～」←ナゼか関西弁

といいたい。

全てにおいて活動が優先され、
免疫細胞の7割が集まり、
1000億とも言われる微生物が生息し、
最初に発生し、最後に死ぬ。

そのスター臓器こそ、

「腸(消化管)」

なのでございます！

そして、

この内側は外に通じている！

そう、私たちはわかりやすく言えば

「竹輪」のような存在。

真ん中の穴が消化管で

焼き目の部分が皮膚…

と考えてみて。

穴は口から肛門までよん。

(いやん♪)

穴がつるんといい状態なら

良いものがお通じとして

出ますわな。

人間の中心を貫く穴は
全長10m位ありまして

口→咽頭→食道→胃→小腸→大腸→肛門

というのが、食べ物の旅路。

大まかに言うとね。

栄養を吸収する小腸は

絨毯を敷き詰めたようになってて

その表面積を引き伸ばすと

テニスコート一面分

というから驚きです。

えっ、テニスコート

お腹に畳んでるの⁈

みたいな。

すごいね、カラダ。

そこでは、来た消化物の

仕分け作業が日夜行われています。

例えば・・・

お肉というタンパク質を食べた。

よく噛んで、たくさん消化液も

使ってよぉーく分解して

アミノ酸の単分子まで小さくなった！

なら、オッケー。

君は関門突破！
カラダの部品として今後
使っても良いですよ。

あ、でも、こっちにでっかい

タンパク質のままの

奴がいる！

こりゃ血中に入ったら

アレルギー起こす、マズい！

通さーん！

みたいな感じ。

本来は。

（だから、良い子の皆は
よ～く噛んで食べようね。）

本来は、

と書いたのは、

最近の人たちの腸事情が

イケてないから。

実は、薬や農薬や添加物や
諸々のストレスやらで
小腸に小さな穴が開いている日本人が、

消化器専門医の話によれば

ぬあんと、6割位いるんだって～
ぎょえ～（；゜０゜）

それを「リーキーガット」

(漏れる腸)と言います…

アレルギーの大きな

一因とも言われてますねぇ。

そこの、目がかゆい
敏感肌のあなた！
もしかすると、もしかしますゼ～。
へっへっへ。←謎

でも、ご安心を。
食生活と生活習慣を２週間ぐらい
まともにするだけで、大分変わります。

腸の上皮細胞は
毎日のように生まれ変わっておりますでな。

さて、小腸を通過して大腸に行った
消化物は、腐敗や発酵を経て
水分を吸収して
うんちっち～になるわけです。（←本日２回目の登場）

で、この時に大活躍してるのは
腸内細菌ですよねん。

この子達がコロニー（お花畑）を
つくって
消化物を分解する過程で、

善玉菌なら発酵
悪玉菌なら腐敗
活動し、その過程で
いろんな代謝物を出し～
それが全身と精神の健康にも関わり～
うーん、

腸内細菌について書くと
もっともっと長くなっちゃうから
詳細は次回に回そうかな。

ともあれ、
腸内環境＝竹輪の穴　の健康は
・リーキーガットを始めとして消化管の細胞壁に穴が無い
・腸内細菌の状態が良い＝善玉菌君たちがたくさん
かで決まると思うのです。

消化管の細胞壁と
細菌たちとのコラボレーションだねぇ。

わったーわんだふるわーるど。

お腹の中の原始の微生物と
私たち、
共同作業でイキテル。

これぞ、共生。
これぞ、ホリスティック。
宇宙のエネルギーを感じるわ～。

そう、コラボなのよ。
そうでないと、だだ漏れの
ただれた穴からは、
いらんもんがドカドカ入ってくる。

腸の状態を良く保つことと
菌の状態をよく保つことの
両方を考えなきゃ行けないよね。

だってこの「穴」の健康こそが
プリンプリンのきめ細かい
肉質・肌質をもたらすのですもの。

エネルギーに満ちた心身は
腸内環境から始まっているのよ

は～、今日はなんかちょっと
熱くなりすぎたわ。

みなさん、食生活をお大事にねっ！