ただいま~。
ご無沙汰してしまいごめんなさい。
新年度に合わせてハワイから戻り、
今日、無事に娘も新しい園にデビューしました。
今日からまた、エンジン全開で頑張ります!!
今回の滞在中、実は私だけ
1日家族と離れてハワイ島に飛んだんです。
それは、じゃ~ん
この方々にお会いするためです(^O^)/
遊び、ではなく
一応、病院の視察です。
North Hawaii Community Hospital
というハワイ島北部ワイメアにある病院ですが、
本当に本当に、ホリスティックでした。
ちゃんと西洋医療と
自然療法が無理なく混在しているんです。
4人家族の左側に西洋医学の医師、右側にシャーマン。
文字には「みんなでち瓦を合わせて船を漕ぎましょう。
そうすれば岸にたどり着くことができます」とあります)
地元住人の「心」を大事にする病院
とでも言いましょうか、
彼らが信じる大地や海などの
自然に対する信仰や敬意を
同じように信じて感じて表現されています。
目に見えないパワーを
医者も看護師もケアワーカーも
重視しているのです。
そのホスピタリティが本当に素晴らしい!
まず、全ての病室に太陽の光を
入れるために平屋建で、
院内は病院を感じさせない作り。
お庭には色とりどりの草花。
患者さんの苦しみは
その家族の苦しみでもある。
と、病室は家族が集えるよう広く、
キッチンやソファ、
小さなピアノまであったりします。
もっとびっくりしたのはMRIの部屋。
なんと、外光が入り、
壁面には空の絵が!
私、身寄りが無くて死ぬのが
わかっている病気になったら
ここにお世話になりたいです。
と思っていたら、実際、そのような日本人の
女性が昔、病院を訪ねていらしたそうです。
その方は癌の末期で
身寄りはなく、
日本からスーツケースを2つ持って
「あまりお金を持っていないけれど
終の棲家としてここにいても良いでしょうか?」
と訪ねていたらしたそう。
病院は彼女を無償で受け入れ、
彼女は安らかに旅立ち、
その遺骨は病院の庭に埋められました。
「彼女が最期に残した43円を今でも大切に持っています」
と病院の副理事長さん(↓写真左)がおっしゃっていました。
この病院は、多くの人の善意で成り立っています。
地元の大牧場の創始者が創設した基金や
ゆかりのある方々による寄付、
地元のセラピストやケアマネージャーによるボランティア。
誰もがこの病院の存在を愛していて、
コミュニティ全体で支えている、
という意識があり、医師やスタッフたちもそれに
しっかり答えている。
だから、病院なのに、
患者もスタッフもみんな笑顔なんです。
みんな、笑ってるの。
すごいよね。
この病院を作るのにあたり
多大な貢献をしたアール・バッケン氏(肖像画左)の
著書に、この病院のことが書かれていますが、
例えるならば、「おばあちゃん的存在」
の病院を作りかかったのだ、と
おっしゃっています。
ヒーリング、治癒というのは、
科学がもたらすものではなく、
人の体と心が自ずともたらすもの。
そのために必要なのは、
「愛」や「信念」や「叡智」や「励まし」
といった目に見えないものばかりです。
それは確かに、昔のおばあちゃんが
与えてくれた安らぎにとてもよく似ています。
その「見えないもの」を
とても大切に考えている病院、
なんとも素敵ですよね。
最後にひとつ院内のコミュニケーションコード
についてのお話をご紹介します。
この病院ではスタッフはポケベルでやりとりを
しているのですが、他の病院にはないコードがあります。
「ペーシェント ラベンダー 10分」
そんなコードがポケベルに入る時があるそうです。
「それは、「祈り」を必要としてる患者がいます。
10分後、手が空いている人はチャペルに集合!」
という意味だそうです。
先日HBAでも「祈り」の研究についての
ドキュメント映画上映をしましたが
まさに、それを実践されている病院なんですね。
だからこそ、地域住民も、スタッフも
誇りを持っているし、大切にしている。
愛のエネルギーにあふれた場所でした。
病気の人には、人一倍の愛が必要。
明るい気分になれる、リラックスした病院
こそが本来の治癒の殿堂であるべき。
良いものを見せていただきました。
そんなこんなの
ハワイ島のパワフルなエネルギーに包まれての1dayトリップ。
おのころさんや対馬先生、本道さん
といったラブリーな皆さんとの再会や
てんつくマンさんややましたひでことの初対面も果たし、
ホリスティックを志す全国世界各地からの参加者さんとも
交流させてもらって、
ものすご~く充実の時間でした。
マハロ~。