15年越しのカンチガイ | 岸紅子オフィシャルブログ「Holistic Beauty」Powered by Ameba

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軟式テニスにいそしむオジサンたちを見ていて、懐かしく高校の部活を思い出したまではよかったのですが・・・


もうひとつ、忘れ難いエピソードがありました。



主人は高校の同級生ですが、その当時、”話せる男子”(←なんか、高校生っぽいでしょ)として大切な友人でした。


都立戸山高校は歴史の古い学校で、毎年、都立新宿高校と伝統の対抗戦が行われていました。


両校の各部活が激突し、トータルでどちらの白星が多かったかを決するのです。



時は最後の新宿戦(←戸山側からは新宿戦、新宿高校側からは戸山戦と呼んでました)。


軟テの団体戦は白熱した試合展開で、ほとんどの試合が延長戦。


私は最終試合で、この勝負に勝てば、戸山の勝利、という場面になっていました。


しかし、最終試合も互角の戦いが続き、延長戦になり、とうとう日が落ちてきてしまいました。


ほとんどの競技の試合が終わり、軟テだけが薄暗い中でシーソーゲームを行っている状況だったので、試合を終えた多くの生徒たちがギャラリーとして集まってきました。


味方の選手に声援を送るギャラリー。


「みんなが応援してくれている!」と思って、私も最後の力を振り絞ってがんばりました。


で、結果は、めでたく勝利!


私の視力がよく、薄闇で球が見えたから有利だったんですけどね。


消耗戦を終えて、振り返ると大量のギャラリーで大声援。


超嬉しくて、ホント、部活最後の良い思い出になりました。



つい、数年前までは。



というのも、夫からその時の裏話を15年も後になってから聞いてしまったのです。


実は、私が真剣にボールを追っている(後衛でした)最中、黒山のギャラリーは私のお尻を見てたって言うのです。怒


公式戦ではスコートをはいて試合をしますが、それがガバッとめくれあがっていたらしく、パンツが丸見えだったんですって。


パンツって言ってもアンダースコートだからカワイイフリフリのやつだけどさ。


すっごく真剣なのに、お尻が丸出しだったから、男子たちが面白がって釘づけだったんだって。


っていうか、夫もその場にいたよね・・・(;一_一)


(弁解しておくと、彼は審判席に近いところで見物していた。らしい)



ホント、へこむ話でしょ。


みんな、すごく一生懸命応援してくれた!と思ってたのにぃ・・・


私の青春の美しき思い出は、あえなくガラガラと崩れ去ったのでした。