娘の湿疹について、いろいろと励ましや朗報を頂き、ありがとうございました。
その後の経過をご心配いただくコメントも多かったので、近況をお知らせしますね。
赤ちゃんの湿疹で悩んでいらっしゃるママたちのお役に立てば嬉しいです。
うちの子は、湿疹が全身に出たため、治療にステロイドを使うのがものすごくためらわれました。
ちょっと使う、というわけないはいかず、全身に塗ることになると思うと・・・
生涯に1gしか分泌されないという副腎皮質ホルモンを、外用とはいえある程度継続的に全身塗ることは、彼女の一生を考えたときに、はたして正解なのか?と悩みました。その責任は誰がとれるのか?と。
それに、今後喘息や、その他のより重篤な病気の治療に、どうしてもステロイドを使わなければならなくなったときのリスクも高まるのではないか。
湿疹は一生出るわけではないハズ。ひどい菌にでもおかされない限り、湿疹が原因で死んだ子はいない。
自己免疫でこれを克服することで、本人の抵抗力も強くなるのではないか。
昔はステロイドなんてなくて、自分の力で治していたはず・・・などなど、色々考えました。
そんなこんなでステロイドを使わない、という決断をして以来、その方針を理解してくれそうなお医者さんを受診しています。
ひとつは教えていただいた中野の島田皮膚科。
もうひとつは、世田谷の三宅小児科というアレルギークリニック。
島田皮膚科の蜂蜜軟膏はつけ始めはビックリするほどよく効きました。
びらん(表皮がむけて滲出液が出ている)部分が見る見るうちに乾き、薄皮が1日でできて。
でも、その後はよくなったり悪くなったりを繰り返しました。
びらんは転移したり、広がったり、小さくなったり、乾いたり・・・
まいにちがモグラたたきで、特にお風呂上りは格闘です。
動きが激しくなってじっとしていない赤ちゃんをおさえながら薬を塗って、包帯を巻いて・・・
引っかかれたり、蹴られたり。私一人じゃ着替えさせるのは無理。笑
大人二人がかりで汗だくになりながらの日々です。
しかし、5ヶ月に入り区から「BCGどうしますか?」
と心配のお電話が。汗
3カ月の時に腕の湿疹が原因で、BCGを受けられず、治してから出直し、となっていました。
BCGも受けられないくらいだから、当然、予防接種だって難しいわけで・・・
でも、普通の小児科に行ったら早くステロイドで治療をして予防接種しましょうとなるのは自明。
そこで、予防接種ができて非ステロイド系の医師を探し、その先生にかかれば両方を考え合わせてご判断いただけるだろう、と思い世田谷の三宅小児科アレルギークリニックを受診しました。
そこで下された診断は重度のアトピー性皮膚炎。
しかも、スクラッチテストで牛乳にめちゃくちゃ反応していました。
これまで4つの病院に行きましたが、アレルギーテストをされたことはなく、アトピーと言われたこともないので正直驚きましたが、確かに牛乳に真っ赤に反応している皮膚を見て、このケアをしなくてはならない、という思いになりました。
ようやく信頼できる先生に出会うことができ、そのご指導のもとに治療・ホームケアをしています。
とはいえ、一進一退。一喜一憂の日々です。
でも、辛抱強く先生を信じて頑張るしかないですよね。
あまり心配してもこちらの身が持たないので、気持をなだめながら気長に付き合おうと思っています。
それにしても、こうなって、とても色々なことを学んでいます。
親子の関係もそうですが、赤ちゃんの皮膚のこともめちゃくちゃ勉強になってます。
ある意味これも与えられた試練、課題だと思って取り組んでいきます。
以上、経過報告でした。