夏が近づくと、毎年、先の戦争を振り返る話題が多くなります。
そして、それは私たちにとって、絶対に必要な反すうなのです。
私が一番最初にみた戦争映画は、「黒い雨」。
広島の原爆あとに降った黒い雨を浴びてしまった女性が、その若い命を無残にも白血病で奪われる、という話でした。
幼心にも戦争の恐ろしさや悲惨さを強烈に受け、しばらく茫然自失したのを覚えています。
でも、それからというもの、戦争に関心を寄せるようになりました。
平和を当たり前のように思ってきた私たち日本の若者世代は、リアルに自分ごととして戦争を受け止めることはできないかもしれません。
しかし、自由で人生を好きなように生きられる、私たちが手にしているその特権は、多くの人たちの犠牲と志のもとに築かれているのは、紛れもない事実だと思います。
アメリカでは、史上初の黒人大統領が誕生しました。
でも、そのほんの数十年前には、理不尽で激しい人種差別があの戦場下でも繰り広げられていたのです。
今回ビエナがご招待する映画「セントアンナの奇跡」は、そういった事実に思いを巡らせる機会となる映画です。
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●ご案内の詳細
http://www.biena.net/blog/2009/05/post_340.php
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●編集部員の感想
http://www.biena.net/blog/2009/05/post_348.php
私たちが甘受している、平和というものの大きさ、ありがたさを感じることは、私たち自身が「どう生きるか」というテーマともつながってきます。
この機会に、是非ご覧ください。