質問のお答え(長いよ~) | 岸紅子オフィシャルブログ「Holistic Beauty」Powered by Ameba

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こんばんは。

今日は終日ミーティングday。

今年一年の目標を確認し、

一人ひとりがやるべきことを自覚し、

不況の中でも明るく前向きに付加価値の高い

サービスを提供していくことを約束しました。

とっても充実した一日です。

さてさて、最近いただいていた質問に関して、

即答できずすいませんでした。

まとめてで恐縮ですが、お答えしますね。

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サファイアさんへ

 紅子様・・・
 髪切っていませんよね!?

>>はい、切っていませんニコニコ

襟足に髪をまとめてたわみを持たせた

アレンジなんです。

私には、まだボブにする勇気がありません。

今年はボブがますます流行るし、

気にはなるんですけどね・・・にひひ

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マスミさんへ

 紅子さんはどちらのお財布を愛用されていますか?
 差し障りなかったら、是非是非教えて下さい~(>_<)

>>ヴィトンの長財布を使ってます。

去年買ったような気がしますが、


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だいぶススケテきましたね・・・

購入当初、トレンダースの経沢姉と偶然同じで

お互い驚きました。

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smileさんへ

 最後に・・・
 色々あって1月末で現職を退職するのですが、
 女性が活躍するこの時代で、
 また女性のHAPPYのための商品を
 取り扱う企業でも・・・実際そこで働く女性が
 UnHAPPYだったりするのは、とても残念だと
 思うのです。
 仕事は楽しいばかりではなく大変なことも
 いっぱいあると思うのですが、でもやっぱり
 幸せをCreateする側もHAPPYでありたいと
 心から願っています☆
 そんな思いやり溢れる女性起業家や企業が
 たくさん増えていったら、
 もう世界まで平和にHAPPYにできる!と
 年明けから強く願う私です。
 紅子さんはどう思われますか???

>>これがsmileさんへのお答えになるか

わかりませんが・・・

たしかに、今の日本企業のほとんどは、

女性という労働力に対してまだまだ善策を

とれていない気がします。

たとえば、

出生率低下が社会問題になっていますが、

それを改善するためには、女性労働者の職場

環境を「子育てしつつ労働できる」ものにしないと、

いつまでたっても解決されません。

今や、男性の労働だけで家族が豊かに暮せて

家まで建てられる、なんて時代じゃないし、

女性自身も仕事による自己実現を望む時代

なのだから、その現実に即したしくみづくり

が必要です。

私が稚拙ながら経営者として思うのは、

女性にはライフステージに合わせて

働き方のバリエーションが必要だ、ということ。

まじめに仕事にうち込んできた人材を

子育てや介護などの理由で戦力外通告

してしまうのは、あまりにももったいない。

本人が望み、会社も同意できるのであれば、

在宅や短時間労働、成果報酬契約など

たがいが納得できる契約に切り替えて

仕事を継続できるようにしていかないと、

いつまでも女性は「キャリアか子供か」

みたいな板ばさみから逃れられません。

「会社として女性労働力を真剣に考える」という

経営的視点を言うのであれば、

雇用形態の柔軟性を持つことが大きなポイントのよう

な気がしています。

マネジメント的な話でいえば、

仕事内容、人間関係、職場の雰囲気、セクショナリズム

などの職場環境悪化の原因の多くは、

保身やコミュニケーション不足にある気がします。

それは、経営者の姿勢や理念に問題がある場合も

あるし、管理職が理念浸透と体現を怠っているのかも

しれないし、スタッフのモチベーションに問題があるのかも

しれません。

が、働く人が前向きで積極的でいてくれることが一番の

生産効率アップであることは間違いありません。

ですから、経営サイドはそのことを十分に認識して

コミュニケーションをとる必要があるとは思います。

一方、資本主義社会にいる以上、働く者は自分の

市場価値を提供してその対価を得る、というのがルールです。

望む報酬や地位や環境を手にするためには

自分の市場価値を上げる必要があります。

特に、仕事を通じて自己実現をしたい、

人をハッピーにしたいなどの「志」を持った人は、

自分の発言力影響力を最大化することが必要になります。

それは自分の市場に対する価値をどれだけ

周囲に納得させられるか、でもあると思います。

それにもまた、コミュニケーションスキルが要されます。

会社は株主だけのものでも経営者だけのものでも

従業員だけのものでもありません。

そこにかかわる全ての人々が構成員となって

法人というひとつの人格を社会に提示しているのです。

一つの世帯、ファミリー、共同体のようなものであると

考えてもいいかもしれません。

そう考えると、コミュニケーションが不足した組織が

いかにもろいか。家族だって、会話がなければ

あっという間に崩壊してしまいます。

会社の良し悪しは、資本主義社会にいる以上

業績や市場性、ということになりますが、

働きやすいか否か(特に自己実現欲求を持った女性が)

という次元でいえば、どれだけ周囲や上下との

コミュニケーションが取りやすいか、ということが

一つの基準になるかもしれません。

もちろん、それが良い結果として業績に還流する

可能性も大きいでしょう。

ですから、コミュニケーションの風通しをよくすることで、

働く人が資質や才能をいかんなく発揮しくれるのであれば、

会社はそこに力を注ぐべきですよね。