「フラワーエッセンス」
「フラワーレメディ」
「花療法」
という言葉を聞いたことありますか?
最近では、アロマのお店や漢方のお店などでも
置かれていたりしてますね。
でも、その実態や使い方を知らない方も多いのではないかと思います。
なので、今日はフラワーレメディのお話を。
ちょっと長文ですが、お付き合いくださいませ。
私が、フラワーレメディに初めて触れたのは、
20歳のイギリス留学中のときでした。
当時からアロマに興味を持っていたので、いろいろな
アロマセラピーショップを巡ったり、ちょっとしたセミナーを
受けたりしていたのですが、そういう場所には
かならずフラワーレメディが置いてありました。
「これはいったい何?」と聞くと、その説明は摩訶不思議で、
「花の波動の水で、感情やストレスをケアするのに使うの」
というのですが・・・・・「波動って何?」と
思っていた当時の私にはいまいち難しすぎました。
しかし、数か月たって、何とも言えない孤独感を異国で
感じるようになり、(ようするに、ホームシックになったのです)
どうしようかと悩んでいた時、フラワーレメディの存在を
思い出したのです。
早速、薬局に行って話を聞いてもらうと・・・確かにありました。
心をケアするレメディが。
それまで、目に見えることと実感できることしか信じない主義
だった自分としては、半信半疑で「ハニーサックル」と書かれた
ボトルに入った妙な液体を、言われたとおり数滴舌下にたらして
みましたが、劇的な感情の変化や高揚感があるわけでもなく・・・
「正直、よくわからん・・・」というのが初めの感想でした。
しかし、3日経ってみて孤独感があるか?と言われれば、
以前より全然ないんです。いたってポジティブだし、むしろ
もうちょっと滞在を伸ばせないものか??などと考えている
自分を発見して、ちょっとビビりました。
まさか、これが効果??って。
そこから先の滞在はいたって快適で、時間が過ぎるのも
早く、たくさんの友達と交流することもできました。
人は、気分や心の持ちようで「今」をゴミにも宝にもできる
と改めて感じたのです。
フラワーレメディの効く原理は、はっきり言ってまだ解明途中です。
それは、ホメオパシーや気功や多くのエネルギー療法も同じですが、
効く原理の見当が、今つきつつある、という段階です。
その原理と推察されているのが、「波動」という目に見えない波の存在です。
といっても、私たちの身近にたくさん波動は転がっています。
音楽、光、電波、X線、脳波、心電図、地震・・・・・全ては波によるものです。
パソコンも、ケイタイもTVも全部波に乗って情報は運ばれています。
ちょっと難しい話になるけれど、すべての物質は最小単位が
素粒子といわれるもので、素粒子は常に振動しているといわれています。
すなわち、すべての物体や生命体は波動を持っているということです。
人間の体も、鉄の塊も、空気でさえも。
すべてが波の性質をはらんでいる、ということが分かっているのです。
量子力学といわれるミクロの世界の物理学は、世界的には
メチャホットな話題で、最近日本人が次々とノーベル物理学賞
を取っている研究などがその分野です。
波の大きな特徴には「共鳴」と「干渉」があります。
「共鳴」は簡単に言うと、同じ周波数の刺激を受けてその振幅が
増大すること。(音叉とかの原理ね)
「干渉」は、同じ種類の波がまじりあって互いに強めあったり
弱めあったりすること。(相殺したりもします)
この性質を利用して、治療を行うのが波動医学としてくくられている、
ホメオパシーやフラワーレメディなどのセラピーです。
だから、「花の波動の水」で感情やストレスの周波数をコントロールする、
というフラワーレメディの考え方は、現代の物理学が進めば進む
ほど、立証される可能性が高くなる気がしています。
などど、かなりディープな話題で熱くなってしまいましたが、
最新の物理学と、数百年伝わる癒しのメソッドが、
どこかでつながるとしたら、それはそれでかなりホリスティックで
エキサイティングなことじゃありませんか!?
まずは、美容健康的な観点から、つらい人が笑顔を取り戻す
方法として、フラワーレメディなどの波動療法にトライしてみる。
それが良い結果をもたらしたと実感したなら、もうすこし深く
追求してみる、というのでいいと思います。
何か感情的な障害に突き当たったとき、そういう方法が
あるんだ、ということをぜひ、頭の片隅に入れておいてくださいね。