どうもたぬきです。 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

こんにちは。

 

ずいぶんお悲しみのご様子で。

 

……ではなくて。

 

皆さまキシャ八犬伝4、南総里見八犬伝の話がまだまだしたい! ご来場いただきありがとうございました。

年始すぐの3連休というタイミングでの公演でしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

 

4回目公演にしてようやく妙椿の参戦。

玉梓は悪女と言われてもあくまでただの人間ですし、富を食い潰して民を苦しめたかもしれないけど最終的に怨霊になっちゃったのは里見の殿の言動のせいですからね。え、殿のせいだよね??

一方で妙椿はもう最初から人では無いですし、怨念が具現化したものなので、まーあ好き勝手にやらせていただきました。

騙してすり寄って脅かして自分の目的のために利用するだけ利用して呵責なんて一切なし。

よく皆さん悪役やるのって楽しいよねって言うんですが、人間ではないちょっと別世界の存在であるところも含めて、振り切れて大変楽しかったです。

また音響さん照明さんたちが要所要所を素敵におどろおどろしくしてくださって、それもテンションが上がりました。本当にありがとうございました。

本人が衣装担当なんでアレなんですが、玉梓と妙椿それぞれの装いもキャラクターとして良かったなーと思ってます。

妙椿で約10cm玉梓に至ってはほぼ15cmのハイヒールにより約180cmの女という非現実感マシマシ衣装。

現代衣装でお届けするAnotherシリーズとはいえ玉梓のコルセットや妙椿の口布ヴェールも含めてさすがに普段は出来ない装いでこれまた気分がのりましたね。

もうこれが最後の出番だろうと思うのでいろいろ総括()

 

あと舞台上ではなんだかんだ小さなハプニングはちょこちょこ起きるのですが、妙椿が余裕かましてる系なおかげで何が起きても”あらまぁ”くらいの気持ちになっていて、こんなところが役に引っ張られるんだなという発見も面白かったです。

 

八犬伝4公演目にして妙椿は倒され玉梓の怨念も解脱しました。

あとは八犬士の活躍を陰ながら応援して、遂にやってくるキシャ八犬伝の完結編を待ちたいと思います。

 

まだまだ不安定な情勢が続きますが、

次回八犬伝完結編 南総里見八犬伝の続きの話が最後までしたい! も、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 

ありがとうございました。

 

 

玉梓/妙椿

かなざわれいこ拝