9月18日 とんでもない現場 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

こんばんは、千野です。


9月18日の稽古場は……酷かった……という話がしたい!


まずこの日、衣装スタッフがその作戦を練るため、皆にありったけの服を持ってこい! という指示を出していました。

今回の作品のテーマカラー(何かは内緒)の服を持ってこい! だったのですが、バリエーションの少ない男性陣に対して、わんさか集まる女性陣。凄いね、女の子ってお洒落なんだね。

……で、埋まる稽古場のスペース。

役者たちがすみっこで肩身狭く稽古する現場……どういうことだよ?!


それから、キシャに誕生した二組の夫婦の、それぞれのベビーが稽古場にお目見え。

それはいい、それ自体は大変めでたい。

しかし、「きゃー可愛い!!」と群がる女子たちのとんでもない喧噪……。

おいおい、赤ん坊の泣き声よりいやまの方がうるさいってどういうことだよ?!

うちの姪っ子(注:ひがし兄さんのところの姫君)は途中で泣き出して退場させられてましたが、私は正直、いやまを退場させたかったです。

……で、役者の声が全然聞こえない現場……どういうことだよ?!


あとごめんなさい、前日に我が家でキシャたこ焼きパーティーをしたせいで、余った酒を稽古場に持ち込んだのは私です。

当然のように楽しく飲酒稽古してごめんなさい(笑)。


というわけで、大変カオスでした。



あ、そうそう。

キャスティングが発表されてだいぶ経ちますが、みなさんいかがでしょう?

今回は「全員ハマり役!!」を標榜してやっていきますよ。

(……あ、もちろん、「ハマり役」とは、「演じたら魅力的になる役」という意味であって、「役者本人のリアルに近い役」って意味じゃないですからね!!)


ちなみに私は「吉備津の釜」の井沢正太郎という、とんでもないクズ男を演じます。

これはなんで自分にあてたかというと、ちゃんと理由がありまして。

これでも自分はキシャでヒーロー的な役柄を演じてきたと思って、いや、思い込んでいたのですが……。

「先輩が演じてきた歴代のクズたちは……」とか、

「お前が演じるとどの役もクズになる」とか、

なんかそんなことばっかり言われるようになってきたんで、じゃあ逆に、公式でクズな役をやってみたらどうだろうか!! という気になったというわけです。

見せてやろうじゃないか、本気のクズをな!!

……楽しみにしててください。