感謝 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。


平永衡を演じました小松です。


銀の兜を被っていたが故に内通を疑われ処罰された者です。
まさに『じぇじぇじぇ』といった感じですが(笑)、個人的にはとても愛着を感じるキャラクタでした。


永衡は、安部の婿であり多賀城に勤める役人という人物で、その板挟みや葛藤、複雑な心情をしっかりと表現することがテーマのひとつでした。


また、演出家からはストーリーの前半を引っ張るくらいになって欲しいと言われていました。


これらのテーマに対して、技術面での拙さを補うために、「相手の演技を受けて、しっかり反応する」、「コミュニケーションを図る」といった基本的なことを確実に実践することを心掛けました。


技術面で至らない点は多々ありましたが、少しでも永衡の心情・心の動きを感じとって頂けたなら幸いです。


また、皆様を『陸奥話記』の世界にいざなう手助けが少しでも出来たなら幸いです。


『義経記』以来二度目のキシャ参加でしたが、振り返ると本当にあっという間の7ヶ月間で、最後まで楽しくやり切ることができました。

チームとしての一体感も感じることができ、このメンバとお芝居ができたことは大きな財産となりました。共演者・スタッフの皆さん、ありがとうございました!


そして最後に、ご来場してくださった皆様、本当にありがとうございました!!