公演を終えて | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社

月も改まってしまいました。
今年は寒波の影響で梅が咲くのが遅れているようです。
皆様もご自愛くださいませ。


先月の公演で高子を演じさせていただいた新田です。
公演までに費やしてきた時間が、長かったのか短かったのか。その感じ方は時々で違いますが、公演が終わるのはいつもあっという間です。
当日は、寒くて御足元も悪い中、ご来場くださり誠にありがとうございました。

未熟なところ、至らないところも多々ありながら、それでも何とか、見せられる高子にはなっていたのではないかと思っておりますが、いかがでしたでしょうか?
初めてこの役をやった時とは随分違うこともあり、二年は思いのほか長くて色々なことがあったなと思っております。その色々なことが、この度何かの糧になっていたならば幸いです。

演出というのも、改めて向いていないなと思いましたが、役者、スタッフ、皆々様の優しさのお陰で一応やってこれた気がします。たぶん。
この場を借りてお礼を言わせていただきます。
本当にありがとうございました。



ご来場くださった皆様の心に、『伊勢物語』が少しでも残ったのならば、大変嬉しく思います。
そして、次回の『義経記』も楽しみにしていただけたらと。


重ね重ね、本公演に携わって支えてくださったすべての方に感謝いたします。
ありがとうございました。




高子