ありがとうございました | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
明子を演じました、大関です。

明子ははっきり言って、中の人との性格の落差が激しすぎて、演じる上でだからこそのやりやすさと、だからこその面はゆさの両面を感じておりました。
使い古された言い回しですが、普段の自分からは考えられない振る舞い(親戚の年下男子にセクハラまがいなことしてみたりとか)が出来るというのも、演技をする醍醐味ですね。

このお方のように、あらゆることを見透かした上での策略と物言いができる女になりたいなぁと思いつつ、結局なれないままの一年間を過ごしてしまいました。
しかしまぁ、明子を目指す途中であった公私問わずのあれやこれやは、明子を形作る上で非常に大きな糧となってあの当日の明子になったのだと信じております。

そして、あの衣装あのメイクを考えてくださった元帥を筆頭とするスタッフの皆様。
皆様のお蔭でいい意味で悪乗りすることができました。本当にありがとうございます。
衣装の力の素晴らしさを改めて感じました…。

演じ終わった今となっては、なんというか違う意味で「我が身ながらは元の身にして…」というのを実感しております。
…成長していないなぁ…。

明子は、きっとこれからもずっと私の憧れです。

…という高子みたいなことを言って終わりにしたいと思います。


それでは仲間と、何よりもいらしてくださったお客様に心よりの感謝を込めて…。

また次回!