今日の担当者はちゃきたんこと幸子です。
今日の参加者は貞之助(仙一郎さん)、雪子(ちの)そして私、の予定だったのですが…ななな何と…二人の体調がうっかり悪くなり登校不能。連絡を受けた時点で目白にいた私は「何てこった!」と言うしかありません。しかし、折角稽古場所を確保していたので、独りもっちり稽古しました。
元から独白の多い役ですので、いくらでも自主練のし様はあったのですが…、自分のボロの多さに愕然。きっと今日はカミの与えたもうた試練の日。
まず窓やら何やらに自分を映して、居住まい・表情の確認。うーん、姿勢が悪い。そして表情の変化が細かすぎて、傍目に分かり辛い。意識的に表情を作ることも大事でしょうか。そして顔が可愛くない。しょうがない(笑
あと独りでっかい声で喋ると発音の雑さが際立ちます。こやま(ちゃきたん)は語頭のワ音・サ行が苦手の模様。「分からへん」が「あからへん」に聞こえます×
そんな風に2時間ほど稽古して感じたのは「独りで稽古する時は独りじゃなきゃ出来ないこと、皆で稽古する時は皆でしか出来ないことをやらなきゃいけないな」ってことです。まあ、きしゃは多忙な人ばかりなので、なかなか実行は難しいのですが[emoji:i-202]
独白シーンやひとり芝居でない限り、間はその場にいる人すべてで造るもの。間作りの稽古は皆がいなきゃ出来ません。そう思うと無性に共演者の皆が恋しくなりました。
一方、自分の役の気持ちの流れを考えるには、独り内省的に考えることも必要です。それは独りの時にやっておくべきことですよね。今日は持参の原作を紐解きつつ、パニックになりやすい幸子が、何に動揺して何に葛藤して、どうしてこんなにもオロオロとしてしまうのかを丁寧に考えてみました。
ちょっとでも進歩してるといいな。