稽古日記*1月まとめ | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
一月の稽古であったことを、ざっと纏めて報告したいと思います!



まず、16日に新しい頭中将と惟光と柏木と八の宮が決まりました。
キシャは常に人員が不足しているのですが、なんとか回る上に優秀な人材が集まる不思議な団体です。
役者が変わると役も変わり、関わる演技も変わってくる。前回とはまた違った味の舞台になる気配が漂いまくっていて、演じている身としてもどうなるかが楽しみですv



あとはひたすら、稽古稽古。玉鬘を合間に挟みつつ、若菜を通したり、輝日宮を通したり。宇治ももっと通したいところですね。頑張りましょう!





また、日文科事務室のご厚意で、リハーサル・様子見のために小講堂を二回も確保して頂き、本番の場所での稽古が出来ました。
ここでは、大道具の確認と照明の確認。
そして、予想外に声や音が響くので、声の出し方の調整を行いました。
これがなかなかのくせ者です。反響して、逆に聞こえにくくなってしまうんですね。
上手い声の出し方を見つけたいものです。


週五日も稽古の日があったりと、一月は忙しい月となりましたが、本番まであと少し!
これから色々と詰めて行かねばなりません。



五十四帖を凝縮した芝居を続けてみることで、話を知るだけでなく、新しい『源氏物語』の世界も見えてくるはずです。
心を込めて演じますので、きっとアニメGENJIよりも(笑)お手軽にすべてを知ることも出来ますから、ぜひぜひ皆様2月18日には、学習院大学百周年記念館まで足をお運び下さいませ。