9月19日の稽古 | 劇団 貴社の記者は汽車で帰社
いよいよ新学期が始まりました!
といっても我々は4年生。授業も少なく……

と思いきや!

微妙に単位を取り残していたり、
興味の赴くまま必要以上の授業を取っていたり、
意外とみんな真面目な学生生活を送っています。

なので稽古も授業の合間を縫ってやっています。

この日はまず、若紫と少納言の乳母のシーン。
小さなお姫様らしく可愛さの中に品が出ることを目指します。

その後は宇治の中の君を集中的に稽古。
「宇治は様式美!」と宣言する演出家の意図をかなえるべく、大君・中の君のコントラストをはっきりさせよう作戦。
姉妹のシーンはなかなかの仕上がりです。
その勢いで匂宮とのシーンも作り込みました。
匂宮が若干暴走しがちなのですが、中の君も一緒に暴走をするようになり、バカップルという方向で妙なリアリティさえ出始めました。
また、宇治は台本が改訂されたので、追加されたシーンも作りました。
それから匂宮・浮舟の橘小島のシーンも。
この場面は宇治に像があるぐらい有名ですから、期待にそえるよう頑張りますよ!

その後は第二部に戻り、女三宮と女房小侍従の稽古。
第二部はどのキャラも非常に濃く作り込まれてるので、これからは全体のバランスを調整していきます。

最近、宇治の演出家が稽古のたびにお菓子を買ってきてくれます♪
ただの差し入れじゃないもん。
誰かがどこかで使う小道具です。お楽しみに?