『夏から秋に継ぐ』見えるよちゃんと見えてるよそこにいるのわかってる。あちらこちらで蝉たちは夏の終わりを告げにきていたのだろうかそれともまだ夏は終わってないよと鳴いていたのだろうか今日の夜風はなんだか秋を感じさせる風が吹いてるもしかすると蝉は夏の終わりを秋に継ぐためにやってきて誰よりも早く新しい秋が訪れた道を見つけてその道目指して飛んで行ったのかもしれない‥とキラキラ光る街灯の周りから聞こえてくる虫たちの涼しげな鳴き声を聞きながら思った