お母さんが降りている
途中で、足を滑らしてしまった





『おいっ!

大丈夫かー!?』



『お母さん!大丈夫ー?』


『大丈夫?お母さーん!』

とお父さん隊長と子供達が心配して言うと







『だっ(冷汗)大丈夫‥』とお母さんは言った






お母さんは足を滑らした時、すぐ枝に掴まったので片足だけ落ちただけで済んだ







そしてお父さん隊長の言う通りに再び降りて行き







途中で命綱がみんなと
同じように届かなくなった







あと少しというところで
お父さん隊長がくくり付けた新しい命綱があったのだ







お母さんは、その下の枝に行くため腰に巻き付けていたツタの命綱を解いた






そして、命綱無しで慎重に降りて行こうとした時突然!足を滑らして下に落ちた





『キャ~~』







『お母さん!!』


『えっ?うそでしょ!?』


『落ちちゃやだー

お母さーん(泣)』









『2人共離れろっ!!』と
お父さん隊長は言った








お父さん隊長はとっさにあることを思いついた!








〔これが無事成功してくれれば‥〕と祈りながら





落ちて来るお母さんを
お父さん隊長は下で構えて待っていたのだった






つづく