〜7/9(月)〜
本日のレッスンでは、広東省の潮式お点前で広東の烏龍茶"凤凰单丛"を淹れていただきました。
今日は座学はほぼ無し。
初めての蓋碗。でも、おひとりでしたので何回も淹れていただくことができました。
今回で蓋碗にも随分親しんでいただくことができたのではないでしょうか。
こちらのお茶は、ゆっくりしていると渋みが出てしまいますので、さっと。
農家さんにならって、
"たっぷりの茶葉を熱々でさっと"
これに尽きますね。
一種類ずつお茶を淹れていただくと、余韻の違いもわかりやすいです。
本日も美味しく淹れていただき、ありがとうございました😊
〜7/10(火)〜
今朝の緑茶は安徽省の"黄山毛峰"。 聞香杯のように高さのある茶杯で緑茶を飲んでみることは少ないのですが、こちらを使ってみたら普段は感じられなかった甘い香り、ほんの少しだけ清香烏龍の残り香みたいにも感じられました。
雨の日は香りが本当に伸びますね。
昨日のレッスンの際、お休みの方のために撮られた見本の所作の動画(普段見ることありませんので勉強になります😌)を見て、改めてここをこうしたい…などなど朝から反省していました。
手指や腕の動かし方にはわけがある。
自分を主張するのではない。
お茶が主役で、あくまでも美味しく淹れるための流れるような一連の動作…。
日々こつこつと精進あるのみ!
さぁ、今日は青島を離れた方からの茶葉のお使いも兼ねて、新しいお茶屋さんへ友人のお知り合いの方に連れていってもらいます。(ぜったいに濡れないようジップロック持参っ)
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今日は、青島歴のとても長い(私が長いと言われないうれしさと言ったら🤗)先輩方をご紹介いただき、遠方のお茶屋さんへ連れて行ってもらいました。
福建省で茶畑も持つ方で、お茶に誠実で熱意のある老板(店長さん)。
とてもとても勉強になりました(しかも中国語がペラペラな方もたくさんいらして、助けていただけるという幸せなお茶タイム♡)楽しかった〜〜!
2年物白毫银针
5年物白毫银针
茉莉花茶
崂山绿茶
铁观音毛茶
を試飲させていただきました。
週末から茶博があるので、グッとこらえ、でもエイヤっと勇気を出して5年物の銀針だけ、いただいて参りました♪
オマケにいただいたのは、檸檬入り紅茶+菊茶のお茶。
今こんなのあるんですね〜〜😳小青柑の流行から色々派生していますね。
ランチの香港料理には、先程別の方が買われた茉莉花茶を茶杯に入れてくださって。
茶縁に感謝です!
〜7/11(水)〜
朝の緑茶は山東省のいつもの崂山绿茶。
水曜日は、お弁当がパンだからこんな時間からゆっくりお茶を淹れられる幸せ。
昨日、初めてのお店でいただいたラオシャン緑茶と毎年毎年お世話になっているラオシャン緑茶との違いを思い出しながら、飲んでみる。
お店の方の淹れ方、お水が私のものとは違うので一概には言えないけれど、
このいつものものは、香り自体は控えめだけど余韻が甘い。
昨日いただいたものも美味しかったのですが、甘さより香ばしさを余韻に感じました。
同じお茶でも、もちろん本物のラオシャン緑茶でも、崂山のどの地域のものかで少しずつお味は違う。
茶博でも試飲してみましょ。
でも多分またいつもの王さんのお店に戻るような気もします☺️なんせ5年以上親しんでいるお味だから。
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本日も高級班さんの授業に同行させていただきました。
授業は、スクリーンに写したテキストを元に進めるのですが、そこにはないこぼれ話が本当に勉強になります。
今日そうなんだ〜と唸ったのは、蒸青緑茶の方が炒青緑茶よりも身体を冷やすんだよ、というお話。
蒸青緑茶である日本の緑茶は身体を冷やすから炒っている米の入った玄米茶はバランスいいわね、とのこと。
また、夏は外気と体内の差を埋めるためにも身体を冷やす性質のお茶や冷たいものは良くないわよ、というお話でした。
夏なら、あえて紅茶を飲むのが女性は特にいいと。
こういった中医的なことは奥が深いし、私は勉強不足で詳しくはわかりませんが、知識として知っているというのはいいことですね。
メモメモ、とありがたく書き記したのでした。
淹れ比べは、福建省の岩茶"水仙"。 教室のある国際会展中心は、週末からの茶博の搬入が始まっていましたよ!わくわくが止まりません🤣
〜7/12(木)〜
今朝の緑茶も山東省の"崂山绿茶"ですが、こちらはお茶仲間さんが分けてくださった扁茶。
干茶の時点でとても香ります。
たまにお茶が桜餅みたいに感じることがあるのですが(今回は1煎目だけ)、これは何かの成分がちょっと変化した時に起こる香りなのかなぁ??(いただいてから、ちゃんとジップロック×缶に入れずにいてしまったのです😫)
以前、台湾の清香烏龍を飲んだときにもこの香りありました。
前回扁茶は淡いと早合点して量が多すぎ渋みが出てしまいました。
こちらのお茶は香りお味ともにしっかりしたいいお茶。
今朝は量を控えて淹れましたら、とてもとても甘く入りました。
友人が野点で淹れてくれた時はお豆の香りがいっぱいに広がったのですが、また雰囲気が違う。
淹れ方、量、温度、お茶を淹れることの難しさと同時に面白さを改めて感じました。
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さて、曇り空。
ひとりが好きなのに、ひとりの作業をずっとしているとうまく気持ちを保つことの難しさに直面したりしています。
しっかりと地に足をつけて個人で活動する友人達を改めて尊敬します。
茶器をほぼ包み終え、破損させてしまったり悩ましいものが届いたりして、じゃっかん落ち込んでおりますが、この旅立つ茶器たちが、それぞれのお家でお茶を飲む方の癒やしの一つに役立てば!
この初心を忘れずに。
さ、何か美味しい烏龍茶でも淹れて今日を始めましょ。
〜7/13(金)〜
朝の緑茶は江蘇省の"碧螺春"。
柔かな新芽、はらはらと湯に落として淹れました。
今日から春と秋の年に2度回ってくる茶博会が青島で始まります。
回り切れないくらいの規模ですが、今回は金曜日土曜日は予定があり、本当に残念ながら前半行けません😭
最終日はもちろん値切りやすいけど、茶器や茶葉は売り切れていることもあります。
今回は、茶器を買うお金はつんつるてんでもうありませんので茶葉メインで。
茶博は、各地の生産者さんや作家さんと出会える貴重な場でもあります。
一年前に出会った布小物のおじさんは、「青島人はお茶のことわかっとらんから、もう行かん」と言って😢来なくなったけど、その後もお世話になっています。
イベント用のオリジナル茶器バックも昨夜仕上がり「あとはアイロンがけだよ」との連絡がありました。
届くのが楽しみ(かつドキドキ😅)です!
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