私は昨年、群発頭痛という聞き慣れない病気に罹ってしまった。
仕事中に左目奥から脳にかけて何か鋭利なもので抉られるようなどうする事も出来ない痛みに襲われてそのまま脳神経外科に。
脳梗塞などの脳疾患だと思われたがMRI等の検査では異常なし。
検査が終わる頃には痛みもかなり和らぎ、医師から群発頭痛の可能性を指摘された。
ただの頭痛かと思ったが、これが別名『自殺頭痛』と呼ばれることもある恐ろしくつらいものだと聞かされた。
人間が味わう3大激痛の一つにカウントされる事もあるそうだ。
その日起きたような痛みが毎日、数ヶ月の間起こるという。
その日行った病院は緊急で行ったため、以前お世話になった事のある市外の病院にも行ったが、やはり診断は群発頭痛。
痛みが出たら自己注射で痛みを和らげるという治療法をとることになった。
それからは本当に闘いの日々とも呼べない日が続いた。
何せこの頭痛、いつ来るか、一日何回来るのかもその時によって違うため予測出来ず、ただ必ず夜寝ていると痛みで起こされる事だけは確かで、その恐怖から寝るのが怖くなり、心療内科で睡眠薬を投与してもらうまでになってしまった。
日常生活もまともに出来ない状態で、考える事は『死にたい』ばかり。
自殺頭痛と呼ばれる由縁はきっとこういう事なのかと痛感してばかり。
当然仕事にもならず、2ヶ月半の療養休暇をとらせていただいた。
妻にもかなり支えて貰った。
療養休暇が明けてもしばらくは続いたが、10月を過ぎてからはパッタリとなくなった。
これが昨年の私の群発頭痛であった。