連載「潜在意識は投影される側だった!」
その8
光に照らし出されて

 

 

 

神さまは

聖霊という救いの手で

エゴという分離意識を

一瞬で解体し

愛の光に戻されたといいます。



「その一瞬」を

私達は

この時空間の中で

長い時間をかけて

追体験しているといいます。



では

 

その「一瞬」でなされた聖霊の救済は

この時空間の中では

どのように展開されていくのでしょうか。



今日の記事は

そのことについて

書いてみたいと思います。



五井先生は

エゴという分離意識のことを

業想念と呼んでおられ

それは、神さまのみ心と

私達の間にできてしまった隙間だと

おっしゃっています。



私達のあらゆる苦悩は

その隙間が

神さまの光に照らし出されて

現れては消えてゆく姿
だと

おっしゃっています。



エゴという分離意識は

愛である神さまからの分離

 

という妄念を

 

信じてしまった意識です。




それ故に

そこにはとてつもない

罪悪感

恐れ

欠乏

寂しさ…

といった想いが

生じたに違いありません。



聖霊は

それらの想いに光を当てて

私達の意識の表面に

浮上させては消してくださっています。



それも

できる限り

私達の心の負担が少ないようにと

私達が耐えられる範囲内で

少しづつ

少しづつ

玉ねぎの皮をはぐように

少しづつ

少しづつ

年月をかけて

浮上させては消してくださっています。

「いつまで続くね~ん!!!」と

言いたくなるけれど…(笑)

それも聖霊の愛だった!




そして

それらの業想念を

より効果的に浮上させるために

この時空間の中でのストーリーが

たくみに設定されていく
んですね。

ここ大事!



この世界の常識では

嫌な出来事が起こって苦しかったら

 

その出来事のせいで

 

自分は苦しむんだと

普通は思いますね。



だから

その嫌な出来事を解決すれば

自分は苦しみから解放されると

思いますね。



ところが、実は

その真逆なんですね。



神さまのみ心から外れてしまった

心の中の苦しい思いを

より効果的に浮上させるために

二重線引きたかったところ!(笑)

 

その出来事が設定されたんですね。



だから

その一見、嫌な出来事というのは

実は、業想念が現れて消えてゆくための

絶好の機会なんですね。

完全に真逆の発想!



どんなに嫌なことが起こってきても

それは業想念が現れて消えてゆき

私達の命が

どんどんときれいに輝いていくための

とてもとても

有り難いプロセスなんですね。




だから

私達にできる最善のことは

小さい自分の頭で

外側をコントロールしようと

 

戦うのではなくて


その嫌な出来事も


その出来事によって

 

浮上してきた苦しい想いも


みんなみんな

ひっくるめて

聖霊さんにお願いしますと

丸投げしてしまうことなんですね。




聖霊は

私達の幸せなゴールを

 

知ってくださっています。



聖霊は

この時空間の中での

私達の過去も未来も

そして、現在も

完全に熟知してくださっています。



聖霊は

神さまの偉大な愛であり

神さまの偉大な叡智です。



そんな頼もしい聖霊が

私達一人一人のために

ちゃ~んとやってくださっているんです。



この時空間の中で

ガチャガチャやっている私達は

何も見えていないし

何もわかっていないんですね。

ここ最高級に大事!(笑)




自分にとって

 

今何が必要かなんて

 

何もわかってやしないんです。

ここも最高級に大事!(笑)

 

 


だから

 

本当に幸せでありたかったら

聖霊に委ねるしか手はない

 

んですね。



そして

聖霊に委ねておけば

絶対に大丈夫

 

なんですね。



ただ、私達は

形の世界にいますから

いると思い込んでいるだけですけど…(笑)

 

聖霊に委ねると言われても

なかなかどうしていいのか

わからなかったりします。



その上

エゴが自らの存続をかけて

私達を揺さぶりにきますから

聖霊にお任せするということが

なかなか難しかったりします。

芸術的なたくみさで揺さぶりにくる!(笑)

 

 

 

だから

 

形に表された

 

具体的な実践方法が

 

必要だったりします。



でも、聖霊は

そんなこともちゃんと

わかってくださっていて


私達が聖霊の救済プロセスに

乗ってゆくための

実践方法を

ちゃんと形にして

 

いくつも

用意してくださっています。



次の記事では

そんなお話をしたいと思います。




つづく…




奇跡の祈りの処方せん
AKI