雷がすごいじゃない
朝方晴れてるなと
思ってて
いくつか用件すまして
ちょっとトイレにいきましょうと思ったら
これだもの

ヤバイぜサンダー

雷嫌いなのには理由がありまして
中学生のころ
目の前5・6メーターの
柳の木に雷が落ちてさ
パッと目の前が白くなったと思ったら
凄い音と地響きで多分反射的に座りこんだわけよ
んで目を開けたら
水蒸気でモワッと湯気たってて柳の木が半分に折れてて火がついてたの
生の木なのに


いやぁ焦った
制服びちょびちょだしね

なんか
バックトゥザフィュチャーでデロリアンがタイムスリップしたあとみたいになってんし

んでふらふらしながら傘もささずに帰ったわけよ

だって傘に落ちたら死ぬかんね
ビビって傘なんてもてねぇもん
俺ャア、雷なってんのに百均のビニール傘で歩いてる人みるたびに
「勇者って実在するんだな」
て思うもの

んで母ちゃんに火事だっていったあととりあえず寝たっすよ

以来トラウマでして

何年か前、劇団の稽古に
あんときは歩いて行ける距離の稽古場だったんで歩いてったらやっぱゲリラ豪雨で雷きてさ

電話で話すのも怖いんだけど(なんか電波が雷を引き寄せそうで)遅刻しちゃうから電話したんよ


「今途中まで来てて雷怖いんで避難してます」

したら爆笑ですよ
俺の仲間達

ま、ね。

普段の俺はそれこそ
カミナリ様みたいな髪型や性格してるわけだから
仲間じゃんみたいなね

それが
「や、ホント、雷、怖いんスよ(SE:ゴロゴロ)あ、ほら、またヒカリました、これは無理ッスよ」
なんて言ったら笑うわな

結局頑張って稽古場いったけど光に体がビクビク反応しちゃうんだよね(笑)
稽古中

挙動の変な人みたいな演技になってんの

音よりも光るたんびにビクビクしてるもんだからエンストしそうな車みたいにガクガクしてて参っちゃうよ

だから
本番の演出で雷なったりストロボたいたりするやつあるじゃない

あれもあんまり好きじゃない

まーあれは絶対落ちないから全く怖くないんだけど
不意に体が反応しちゃうのよ
ビクッと
だから稽古中に音とか聞いといて
「あーそろそろ光るな」
とか
「この台詞の後鳴るな」
とか予測してるわけ
まそれで対処してるわけですよ

とかなんとか書いてたら雨上がりましたね

良かった良かった

カミナリほんとこわいよね
でももっと怖いのは

今出ようと思ってる
「トイレのカミがないってことナリ」

お後が宜しいようで

・・・宜しくネェよッッッ出してくれ。俺をこっから出してくれ(涙)

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トイレットペーパーのシングルをダブルに張り替える仕事を
中国の山東省の工場でやることになります。
カミナリに負けずにゴロゴロ頑張りますので応援宜しくお願い致します

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