皆さま、こちらのお話を覚えておられるでしょうか?
ざっくりお話しすると
シナモンの葉に含まれ、食品や漢方薬に使われる「シンナミル・アルコール」と、石けんなどに入れるメロンに似た香りの「ヘリオナール」にコロナウイルス感染症の感染予防効果が見込める
というものです
シナモンの葉(シナモンリーフ)は、主要成分がフェノール類のオイゲノール(70%)で占められており、強い殺菌効果があります
ヘリオナールは、1,3-ベンゾジオキソール骨格を持つ有機化合物の一つで、メロンのような果実香、シクラメンやライラックのような花の香りで表現されます
このヘリオナールは、合成香料。アルデヒド類ですので
この特徴をもった精油を使うなら
テルペンアルデヒド・・・レモンユーカリ、メリッサなど
脂肪族アルデヒド・・・オレンジ、マンダリン
芳香族アルデヒド・・・シナモン
となるわけですよ
香りの面で言えば
ジャスミン、スズラン、シクラメン(全草有毒。要注意!)やライラックの香りらしい
ジャスミンは、酢酸ベンジル(~30%)、安息香酸ベンジル等を含みます
スズランは、バラ、ジャスミンと並び、三大フローラルノート、三大花香と呼ばれているほど、フローラルの香水に多く使われていますが、これは、精油ではなく「香料」が使われています
というもの、スズランから精油を抽出しようとすると、スズラン本来の花の香りがなくなってしまうので、精油にすることはかなり困難なのです。実際に採ることも可能ですが、少量でかなり高価
なので、合成香料を使って表現しています
この時に「スズランの香り」として使われているのは「ヒドロキシシトロネラール」という合成香料です
そんなこんなを考えていくと・・・
今回、発表された「香料2種」を天然由来のもので・・・ということになると
シナモン(アルデヒド類)、ベンゾイン(安息香)、オレンジ(アルデヒド類)、りんご(酢酸ベンジル)
ということになります
シナモン、クローブ(丁子:オイゲノール)、オレンジ、アップル・・・
はい!!ここでもう一度これ↓
みごとに、ここに戻ってきました・・・
長くなりましたが・・・
そんなこんなで、むかしの人が「験担ぎ」で「非科学的」だと思われるようなお呪いのような行動(風習)の中にも
現代社会で【がっつり】使えるものがある!!
そんなお話です
ですので、今日の山内教授の発表を聞いたとき
キタ~
って思いましたもの
日々、頭の中がこんな感じの私
今回の発表は【萌えてて良かった】と思わせていただけるものでした
あ~。高校生の時、家がもう少し理解とお金があって
大学に行けてたらな~
「馬鹿じゃ無いか?」
そう思われる研究を、黙々やって萌えてたのに・・・
でも、でも
今後も、自信を持って「不確かだけど確かな話」が出来るなぁと思うのです
と、いうことで・・・
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オンラインとオフライン
同じ体感をして欲しい
萌えてる私だから妥協したくない!!
そんなお講座です
あ~幸せ
わたしの頭の中。シェアしてみました