福岡県西方沖地震 | 奇跡の軌跡

福岡県西方沖地震

2005年3月20日

私は学校にいた。
授業の休憩時間
タバコを吸いに喫煙所へ行こうとしたが、
カバンの中のライターが見つからず、
席に座ってカバンを探っている時だった。

ん?・・・揺れて・・・


る?


と思うと同時に、周りの景色が揺れ、自分が揺れ・・・

「キャー」と叫ぶ女の子たちの叫び声や、
何かが倒れたり、壊れたりするを聞いていた。
情けないことに、私は何もできず、呆然としていた。

横の席に座っていた友達のmikeちゃんが、

m「Mさんっ!何しよーとっ!早くっ!机の下に隠れりっ!

と叫んだ。
彼女を見ると既に机の下に身をひそめていた。

m「何しよーとっ!早くっ!

やっと我に返った私はmikeちゃんの横に座った。


しばらくして、揺れはおさまった。
動揺して立ちすくむ人々。
パーティションを巻き込んで倒れてきた自動販売機
さっきまでとは全く違った風景に変わっていた。

学校の職員に誘導されるがまま、ビルの外に避難した。


こういう時にすぐに思い出すのって、やっぱり大切な人
私の場合は、しゅんくんと家族だった。

しゅんくんとは何故かすぐに電話がつながった
とりあえず迎えに来てもらうことにした。