3/5火曜日🌅☔二度寝
連綿と続く努力の過程
漢字テストに連綿が出たので二十年前のアニメの名シーンを見せて台詞ごと覚えました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240305/16/kiseikaikaku/70/58/j/o0810108015409474276.jpg?caw=800)
るろうに剣心のアニメで、比古清十郎が剣心に飛天御剣流の奥義を授ける名シーンにて、名台詞を語りかける場面があります。
己を犠牲にした人斬りの強さを以て愛しい者や弱い者を守ったとしても所詮、連綿と続く時代のひとときに過ぎない。生きよ剣心。
感動的なんだけど何言ってるのかしっくりこなくて二十年もやもやしていたわけですが、原作の台詞を読んでようやく理解しました。
命に替えても守らなきゃって思うことが間違いであると師匠は説いたのですね。大事な物守っても死んだら御仕舞やで〜ゆうて。すぐ次の時代が始まるで〜ゆうて。
〜以下原文〜
人を斬り 許多の命を奪ったお前は その悔恨と罪悪感のあまり自分の命をすぐ軽く考えようとする自分の命もまた一人の人間の命だという事実に目を伏せて
それがお前自身の真の強さを押さえる結果となり時として心に巣喰った人斬りの自由を許してしまう
それを克服するためには お前が今 生と死の間で見出した生きようとする意志が不可欠なんだ
愛しい者や弱き者を仏の慈愛を以って 己を犠牲にして守った所でその者達の中には悲しみが残り 本当の意味での幸福は訪れない
時代の危難を修羅の激情を以って 命を捨てて鎮めた所でそれは所詮 連綿と続く時代の 一時だけの事に過ぎない 生きようとする意志は何よりも強い それを忘れるな