5時起床、気温19度、雨があがっている。

予報は雨なので早めにバイクに乗る。

十和田湖大館樹海ラインへ向かう。まだ道が濡れている。

スピードを出せない。

一昨日熊が出たニュースがあった。

気にしながら走っていたら黒い物体が向かってきて一瞬身体が固まる。

吠えているのは黒の大きな秋田犬で飼い主が引っ張っている。

びっくりでした。

清風荘で戻り長根山へ回り有浦の「マリ共和国支援米」の成育を見る。

大雨に負けず稲穂が頭を垂れてきた。

10月初旬に稲刈りができそうだ。

 

午前中、全国風穴サミットin大館プレ企画に行ってきました。面白かったです。

 

九州大学大学院伴野教授の講演で、蚕の卵を地方によって

桑の葉のとれるシーズンが違うので低温で保存するそうです。

冷蔵庫が停電になれば全滅なので東日本大震災から分散しなければならないとなった、

そこで風穴は停電と関係ないから利用されるようになったそうです。

冷蔵庫と風穴と比べると風穴の方が湿度が一定でいいらしい。

実際に卵をから孵化したのを見せていただいた。黒いのが動くのがわかる。

自然が見直されるようになったのです。益々利用が広がると思われた。

低地なのに高山植物がみられるのは大きく分けて二つ考えられ、

リフュージア仮説と長距離散布仮設です。

リフュージア仮説は何万年も前の氷河期の生物が温暖期になり絶滅するのだが

風穴の周囲で生き延びたのではというもの。

長距離散布仮設は鳥たちが種子を風穴の周囲に運んだろうというもの。

他にも考えられることがあるらしい。

山の上の方に温風穴があり下の方に冷風穴がある。

つながっているかどうか温風穴からドライアイスを使用しCO2を流して確認できたそうです。

来年の1月が全国風穴サミットの本番らしい。期待したいね。