県内の漁業協同組合による地元の天然アユの塩焼きの味を競う。一漁協当たり20匹を出品。作家の西木正明さんや参加漁協の組合長らが塩焼きを試食して姿、香り、味を5段階で審査する。県内13漁協が参加し鹿角ホテで午後2時から開催されました。審査も初めての経験で緊張しました。味が10点、姿が5点、香りが5点、合計20点で競います。審査員は20人を超えます。30分の間、目を皿にし姿を見、皿を手に取って匂いを嗅ぎ、箸で身をほぐし食べまくりました。はっきり言って難しいです。見事な大きい姿が目を引きます。可愛いのもいいが獲れた日にちや保存の仕方で違いが出てくると思いました。


 

 

 

結果は、グランプリには地元の「鹿角河川漁協」、2位には「雄勝漁協」、3位には「馬場目漁協」、特別賞には「鷹巣漁協」と、うまく県北、県南、県央と振り分けられたのでした。米代川の釣り人が近年増えてきたので秋田県の補助事業として開催されたものですが大成功でした。もっと自信を持って呼びかけ参加者を増やした方がよかったと思いました。

15時からは会場を移し「天然アユに合う、地酒コンテスト」です。参加費3000円で100人を超える盛況でした。参加者にはボールが2個渡され、おいしいと思った酒の名のついた箱にボールを投入するのです。内水面漁連大野会長の乾杯の音頭で懇親会を開演しアユに合う地酒のコンテストの始まりです。結果は第一位は同点で鹿角の「千歳盛」、2位は北鹿の大吟醸でした。2時から5時30分まで楽しいひと時を過ごし来年も実施しようと声を掛け合って別れました。