【絵硝子】デザフェス用展示作品制作10回目 | サンドアート・kisatoの砂世界

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サンドアートパフォーマーのkisatoです。
下から光を当てたガラス板の上の砂で
道具を使わず、指・爪だけで絵や物語描いてます。

絵硝子の制作もついに10回目!!ひゃー;


今日から4点目の展示作品の制作です。2回焼きで終わらせる予定です。


ブライダルの絵にする予定でしたが、変更しました。


今日は線画と陰影まで描きました。

次回はバラや背景に色をたします。


線画






濃淡つけました。




今回は1枚だけなので小さい炉で焼きます。




元絵はこちら。線画をトレスしました。

元絵も私の絵だから問題なし(笑)



個展の時に描いたのはこの元絵と結構かけ離れちゃったんだよぁ。


薔薇の妖精の庭師への片想いを残してあげたいから絵硝子することにしました。


・・・・と思ったのですが、

薔薇の妖精を描いているうちにいろいろ考えちゃって。

まず、涙は描くのをやめたんです。

ずっと残るなら、笑顔のほうがいい…

で、描き進めるうちに頭の中で物語が止まんなくなっちゃって…

薔薇の妖精は実らない片想いを何年も続けるのですが、やがて庭師が亡くなってしまうんです。


庭師が亡くなって新しい庭師がやって来るのですが、亡くなった庭師を忘れられず、すっかり元気を無くし、やがて枯れ、薔薇の妖精も死んでしまいます。

で、生まれ変わった庭師と添い遂げるために薔薇の妖精も人間に生まれ変わる…といった物語。


色褪せるのは辛かった記憶だけでいい。

幸せな記憶はずっと大切にしていきたい。

この先辛いことがあっても幸せな記憶が支えてくれるもの。

というわけで人間に生まれ変わった薔薇の妖精を描いてます。


生まれ変わる前の薔薇の妖精の物語と砂描画はこちら↓

http://ameblo.jp/kisato-sandworld/entry-12045787570.html?frm_src=thumb_module