「夫へおもてなしをする心のプロジェクト」を日頃から実践しています。
長いから略して「夫おもてなしプロ」。プロのプロは開発・事業のプロジェクトという意味ですが……◇夫にシュシュを選んでもらう◇
今日はしっぱいしてしまったなー、という反省のお話。
①起…夫の前で他の男性の話をしないようにしましょう。
②承…夫の前でついつい安っぽい見栄がむくむくと。
③転…夫は内心おもしろくないと思うもの。
④結…「あなたが一番よ」、という気持ちを忘れない。
⑤続…ほかの男性の話をしたくなった時の特効薬。
では。
①起…夫の前で他の男性の話をしないようにしましょう。
会社の帰り道での事です。
馬鹿だなぁ、と心底反省した事がありました。
本当無神経だなぁと猛省しました。
基本、夫の前でほかの男性の話をしないようにしています。
うーん、厳密には、話はするけれど、いい話はしないようにしています。
いい話とは…
楽しい時間を過ごしましたよ〜、みたいな話です。
以前はあった事は、良かれ悪かれ、話していました。
けれど、やっぱり夫の立場になってみたら、おもしろく思うはずありません。そこに気がつき、彼の前で二人にとって意味のない話をする事を止めにしよう、とある時決めたのです。
それはとても良い事でした(どうして良かったかは「⑤続」で)。
うっかり話してしまった以前は、何だか重たーいどんよりした空気が流れたものでした。
今その頃のわたしに会えるならば、「止めとけよ〜後悔するぞ〜( ̄▽ ̄)」と首ねっこ掴んで言ってあげたいくらいです。
当時の考えにもそれなりに理由はありました。
「おもしろくないと思う方がどうかしている」、とまあ、偉そうな気持ちでいたものですから…
でも、わたしが見たいのは夫の笑顔であって、どんよりした顔ではなかったと理解したのです。
②承…夫の前でついつい安っぽい見栄がむくむくと。
そう、会社の帰り道での事です。
前を歩く人に見覚えがあって、歩いているうちにゆっくり歩くその人の隣に並びました。
親会社の社長さんでした。
社長さんとは、まだ事業部長だった頃から少しお話する機会があったので、お会いする度に何かと話しかけてくださって、いつも嬉しく思っていました。
その日も、
角を曲がるまでのほんの2、3分だけ、一緒に歓談しながら帰り道を歩きました。
さよなら〜、とお別れした後、良い気分なわたしはつい「〇〇社長と一緒に帰ったよ〜」などとうっかりメールで要らない事をお知らせしてしまったのでした…
もちろん、そのメールはオールスルーでした…。
たったの3分間だった話も、スルーだから伝えようがありません。
だから3分間なのか、ずっと一緒にいたのか、それすらも想像任せです。
わたしは軽はずみにほかの男性との楽しい雰囲気な話をしたばっかりに、そのあとの言い訳の機会も逸してしまいました( ̄▽ ̄)
…正直に言うと、ちょっと見栄がむくむくとわいてしまったのは、本音です。
わたしは夫と社長さんの話をしたかったんだけど、それは表向きの言い訳。「社長さんとお話出来た、わーい嬉しいな!」…そんな出来事は自分の胸にしまっておけばよかったんです。
社長であろうが、誰であろうが、ほかの男性と楽しく帰りましたよ〜なんて話は夫の前でする事ではなかったんです。
夫おもてなしプロがこれではつとまりません。
③転…夫は内心おもしろくないと思うもの。
一方夫の心の中はどんな思いなのでしょうか。
夫は妻が楽しそうにほかの男性の話をする事をどの様に感じているのでしょう。
わたしたちはそれを想像する事は出来ますが、聞かない限り夫の心の中はわかりません。
もしかすると、もしかしなくてもそれは「やきもち」かもしれないですね。
けれど男性は、「それはやきもちなのか?」、と聞いたところでまともに「そうだやきもちだ!」、とは答えてくれないでしょう。
男たるもの、そんな小さな事にいちいち神経をすり減らすのは無駄!、と取り合ってはくれないでしょう。
世の中いろいろな旦那さまがいらっしゃいますが、うちでは「バッサリ」と切られてしまいます。
要するに、聞くだけ無駄。
夫はほかの男性と楽しく過ごしました、と嬉しそうに話す妻を心から良いな、素敵だな、とは思わないでしょう。
女性はもしかすると、
「妻がいても、たくさんの女性にあれこれと声をかけられるなんて、わたしの旦那さまって本当素敵だな〜」、なんて楽天的に考えるのかもしれませんが、男性はそうではない様です。
このくらいなら大丈夫かなという程度でほかの男性の話をしても、話に乗ってこないばかりか、さっと話題を変えられてしまう事もよくありました。
もっとだと、「そんな話どうでも良い」、なんて憮然として言う事もありました。
夫の男心に気づく前だったら、「なんなの?人の話を急に遮ったりして!」、と内心憤った事もありましたが、
よく観察してみると、ただ「おもしろくない」だけではない様です。
以下次号に続きます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
永井 かおり