毒親育ちの如月亜希です。


前にも書きましたが、私には3つ下の妹がいます。

顔、体型、性格、全く似ていません。髪質、指の形、爪の形まで探しても来ているところがありません。ここまでにていないのも珍しいかと思いますが、本当の姉妹です。


母はとにかく比較をする人でした。何に関しても善悪をつけ、自分の物差しで全てを測っているような人でした。私は姉であるということだけで怒られて来たので妹の方が得をしていると思っていましたが、妹はずっと劣等感、無価値観を抱いて生きて来たそうです。


最初に書いた通り私たちはまったく似ていないので

「姉妹だ」と言っても冗談だと思われることもあるくらいでした。なので「お姉ちゃんとは違うね」「似てないね」というのは日常茶飯事に言われていました。


私は「そうなんだよねー」と思うだけ

妹は涙が出るほどつらいことだったそう。

それは「お姉ちゃんと違ってダメな子だね」

と聞こえるのだそう。


これを聞いた時、こんなに自分の目ん玉が丸くなるのか?と思うほど私は驚きました!


被害妄想、認知の歪み…


私からすれば妹は小さくて細くていつも可愛がられていた、うらやましかったからです。


思い出してみると子どもの頃、母はよく妹を出来の悪い子だとバカにしていたかもしれません。

40年以上経っても自分の存在価値がわからなくて、仕事もできない。少し働きだすと外的要因のせいにしたり、体調を崩し辞めてしまう。


家からほとんど出ず、今日はどこを掃除しようか?と考えるのが楽しみらしく家の中はピカピカ。


人それぞれの人生なので姉妹といえども口を出すつもりはまったくないし、掃除が楽しみだなんてうらやましいとも思う!


ただ純粋に掃除が好きとは思えず(もともと足の踏み場もないほど掃除ができない子だった)掃除をしている時だけが無になれるからなのかな…と感じている。

本人は気づいていないかも知れない。


子どもの頃の親から受けた言葉、兄弟姉妹を比較したり、冗談であってもバカにするような態度は歳を重ねて薄れるどころか、兄弟姉妹への嫉妬、恨みになってお互いをずっと苦しめるという事実を親たちも今、子育て中のパパママさんたちにも知っていただきたいなと思って今日は妹のことを書きました。



何故か数日前から「包」が毎日浮かぶので書いてみた