大臣「ブチキレ会見」報道が切り貼り報道だった件 | kisaragiのブログ

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 最近、イデオロギーにかかわる話が多くてすいません。
 個人的には、もっと楽しい話をたくさん書きたいのだが、最近のこの手のニュースで腹が立つことが多いので。

 今村復興担当大臣の「ブチキレ会見」について、マスコミが面白おかしく報道しているが、あれを見た瞬間、経験上「あ、その前にだいぶ挑発しているな。」と感じた。
 実際、あの前後のニュアンスを読むと、明らかな挑発、それも執拗な挑発があったようだ。

 マスコミはそれを抜きにして、あのキレた瞬間だけ映し出すのだから、公平とはいえない。

 また、その挑発した自称フリーライター(西中誠一郎氏)が、一定の極端に偏った思想の活動家であったことから、なぜあそこまで執拗だったのか、よくわかった。(要するに、政府のやることがすべて気に入らない人。)
 
 加えて、下のツィートを読んで、まったく同じ挑発の手法であったのには、さすがと言うしかない。

 

 

Twitterより

亜人@Hanatue124

#西中誠一郎 大臣は、この方法にやられたね。 pic.twitter.com/5nJZMOj6sL

 

 

 この手法、悪質な詐欺師やクレーマーのやり口そのもの。

 本質論で戦っても勝てないから、挑発して、相手の失言を待って、そこを突いて攻撃する。

(頭のいい子供の喧嘩とも同レベルともいえるが。)

 

 で、昔ならそういう意図的に切り取られた新聞・テレビの報道で大多数の人が騙されちゃう。

 しかし、今はネット上でどこを切り取ったかとかやり口がすぐにバレるので、いい時代になったものだ。

 反面、「アレはデマ」とか騒いでいる人がデマを撒き散らしているのだから、ネットの信頼度という面で、それはそれで困った時代なのだけれど。

 

 これ、森友問題でもあったよね。どうでもいいことを騒いで、問題の本質を忘れるみたいな。

 

 

 話は戻るが。

 こういった手法を推奨している一定の偏った思想の人たちって、正直迷惑だ。

 

 まあ、この方々の考え方の中に、「自分たちの主張を通すには、多少の犠牲は必要」とのことなので、平和がどうの、人権がどうのって嘘っぱちにしか思えない好戦的な人物群なんだろうなと。

 

 彼らいわく「闘争」だからね。

 

 話は変わるが。

 「斗争」(字は違うが同じ意味)で、つい「氷菓」の関谷君を思い出した。

 

 

 

(以下、「氷菓」の重要なネタバレ注意。)

 

 

 時は安保闘争の時代。この間の安全保障関連法案云々の時とは全く違う、大学や高校の多数の学生がそんな空気に絆されていた時代。

 ヒロイン・千反田えるちゃんの叔父、神山高校古典部部長・関谷純一郎は、文化祭の期間短縮に反対するグループに代表として担ぎ上げられた。時代が時代だけに、安保闘争にあこがれた奴らが反権力だなんだと頭に乗って反対活動が先鋭化。

 関谷は、結局、反対運動の際に起こった武道場の小火の責任を取らされ、1人退学を余儀なくされた。

 

 

(ネタバレここまで。)

 

 

 これ、明らかに巻き込まれ事故ですがな。その巻き込まれ事故で彼の人生は大きく狂うことになる。

 

 いろいろ騒ぐのはいいが、騒いでいる奴らがその分責任を取らないとね。

 自分らには世論を動かす力があるとわかっていて、敢えて切り取り報道を行っているマスコミのみんな、知ったかぶりでデマを拡散するコメンテーターのみんな、十分気をつけようね。