道の駅 越前たけふ

🟥

木の芽峠トンネル 敦賀側

 

 

(10:29)

雨が一時的に止み

山霧が発生して幻想的な風景に

 

もし冠峠にトライ出来てたら

あの霧の中で走ることになってたのか

それは怖い

 

 

(10:47)

まだGoogleマップには更新されてない

北陸新幹線

 

地図をよく見たら市境がこの辺りで

ここから先は南越前町らしい

標識は見つからなかった

 

 

(11:53)

日野川の上流方向に登って行くと

道の様子が変わってきた

えぐれて道が半分無くなってた

臨時の迂回路が田んぼの上に作られ

通れるようにはなってた

田んぼの持ち主とは

なんらかの交渉したんだろうか

 

(12:00)

支流の孫谷川に沿って登ると

さらに状況が悪化する

 

これは橋脚だろうか

自然の力は恐ろしい

登り坂が急になり始めた時

天気が土砂降りの雨に変わる

10分もしないうちに止んだが濡れて寒い

 

山の天気は変わりやすいとよく言うよな

と内心思ってたが寒い

 

 

(12:36)

見える範囲でも

かなり深刻な被害なのは分かる

ん?

県境までだよな

もしかしたら行けるか?

県境辺りに出口がある木の芽峠も

ダメでした

 

 

(12:58)

Googleマップで調べ尽くした結果

 

木之本方面は道が全くないので

敦賀方面へ抜けるしかない

 

 

敦賀に向かうため左側通行を守り

木の芽峠トンネルに入って少し進んだ時

前方からエンジンの爆音が聞こえた

画像はGoogleマップから拝借したが

こんな片側一車線トンネルなのに

ヘッドライトが横に2台並んでいて

僕から見て左側のヘッドライトが

ものすごい速度で近づいてくる

しかもエンジンの爆音を立てながら

 

僕自身

理解するのに2秒ほどかかったが

つまりトンネル内で

逆走&暴走してる車がいる

 

理解した僕は咄嗟に

トンネル端の段差に自転車ごと逃げ

難を逃れた

 

横を通り過ぎた車からの風圧で

倒れそうになったが耐えた

その風圧の強さから

軽く100km/hは超えた速度と予想

 

通り過ぎた暴走車を観察していると

急にブレーキランプを光らせ

トラックの前に割り込むような形で

元の車線に戻って行った

 

しばらくあまりの恐怖で動けなかった

 

息を整えてると僕の後ろから

自動車がゆっくりとした速度で来たので

中の人たちの顔が見えたから見たら

恐怖に満ちた顔してた

 

暴走車の挙動から察するに

正面衝突しそうになったんだろうな

もしかしたら軽く擦ってるかもと予想

だから恐怖のあまり

速度を緩めたのだろう

 

その恐怖に満ちた顔した人たちは

僕がへたれ込んでる姿を見て

さらに顔が引き攣っておりました

 

敦賀側から入るとこのトンネルは

登り坂の先にカーブがある構造をしている

なので南越前町側から入ってくる車が

見えない構造になっているので

あの暴走車は相当ヤバイことしてる

 

 

(13:12)

トンネルを抜けました

敦賀市です

 

正直に言います

温見峠の断崖絶壁区間を抜けるより

トンネルでの出来事は死を感じました

そのためか

この後とんでもない行動を

取ることになります

 

 

 

次回の更新を楽しみにしててください