先月、親友と会った。

彼女は結婚をして一児の母。りっぱなお母さん。

そんな彼女も今の旦那さんとの関係が順風満帆だったわけじゃない。

仕事が忙しくてシングルマザーみたいにな状態になることもあるらしい。

そんな彼女が言った言葉、「結婚もしてみなればわからない」。

・・・何事もやってみなければわからない。

その言葉にすごく心当たりがある。

もう3年近く前のこと。

結婚前提で付き合っていた彼がいた。

彼は30近くで、長男。

自分はもう遊びで付き合う年齢じゃないから、付き合うなら結婚前提・・・そう話していた。

ご両親の健康状態は良くなく、今は実家にいる彼の弟が面倒をみているが

長男だからいずれは自分がみなければならないのだろうと言っていた。

だから、自分が結婚する相手には、

両親の面倒をみてくれる人を望むと。

そして経済的負担を考えると、自分だけで両親を含めた2家族分は稼げないから働いてほしいと。

これが彼の事情。

私はその頃、仕事がかなり忙しかった。

上司がこのうえなく、最低最悪。何度も部下を潰してきた人間。

社内でも問題の人物で有名ではあった。

そんなわけで、仕事上、無理を強いられることは日常茶飯事だった。

これが私の事情。

もうひとつ・・・私と彼は立場が逆。

彼のほうが入社は早いけど、私のほうが将来的には彼よりも上の立場に立つ。

そんな関係。


これらのことが前提で、彼は私に言った。

「君の前には大きな壁があるけれど、それでも乗り越えられる自信はある?」と。

その時私が言った言葉、それが

「やってみなければわからない」

だった。

もちろん乗り越えるつもりで。

そう、何事もやってみなければわからないのだから。。。