不安定そうな仕事にあこがれる学生に将来を慎重に考えるよういさめるのはいいんだが、なんで比較対象が「ＡＮＡのＣＡ」と「声優」なんだろうか。どこかの会社に雇われる人より、浮き草稼業・人気商売みたいな仕事が不安定であり、安易な気持ちで志望すべきではないのは当然として、それはこの書き込み（http://anago.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1374816592/139 ）のように一般の俳優、歌手、芸人、スポーツ選手を目指している人間にも当てはまることだろう。実際の声優志望者も、確かに将来の見通しが甘くて褒められたことではないが声優志望者だけを引き合いに出してけなすのはどうか。結局、声優志望者は一般芸能人志望者よりも夢見る夢子ちゃん的オタクというイメージがあって、ああいうツイートをする奴、拡散して賛同するやつは俺はああいうオタクとは違って現実的なんだぜってアピールして内輪で声優志望のあいつらバカだよな～～ハハハってキャッキャウフフしたいだけじゃないかとしか。
「大学研究家」こそ、世間で認知度が高いのか、今はともかく安定して末永く食えるのか、志望者（いるとすれば）の受け皿があるのか無知蒙昧な筆者に教えてほしいものだ。誰かお願いしま～～す！
このブログらしく、最後は交通ネタで締めようと思うが（笑） 声優よりははるかに安定してるんだろうが、ＡＮＡのＣＡだって、ＬＣＣが今以上に普及すれば高コスト体質のレガシーキャリアなんてリストラの雨嵐が吹き荒れるのは目に見えてるのにな。（さすがに現役ＣＡが新幹線パーサーみたいな待遇に落とされるとは思わないが、新規採用の抑制、採用者のうちの非正規比率の増加はありうるだろう。このあいだのＮＨＫのドキュメンタリーで見たが欧州のＬＣＣの従業員もひどいもんだったし）ジャーナリストたるものが大企業のブランドに幻惑されて将来を正確に見通せないとしたらお話にならないと思う。