夜、オットは飲み会で不在。

3歳から15歳 3児をひとりで見ながら

足から大出血した母さんのおはなし、

『見た目大惨事① オット飲み会の留守宅で』ここにチラッと書いた『がっかりなからだをいたわろう』UNIQLOの試着室にて。あれ？　鏡、正面のものだけじゃなく、斜め後ろに縦長の細長いのがあるな……へー。す…

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『見た目大惨事②頼りになるのは』この続きです⭐︎『見た目大惨事① オット飲み会の留守宅で』ここにチラッと書いた『がっかりなからだをいたわろう』UNIQLOの試着室にて。あれ？　鏡、正面のもの…

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の最終章です。

血の話が出てきますので、

苦手な方はここで閉じてくださいね

私はお風呂場で横たわったまま

流血する足をストッキングで縛って高く保持しつつ

少し離れた階段にへたり込んでいるイチコに話しかける。

血は流れてるし見た目とんでもないけど

痛くはない。

気が遠くなったりもしていない。

（どちらかと言うとそれはイチコ）

私は子供たちを不安がらせないよう、

寝転んだまま、へらへら笑って

（どんな時もkeep smiling!）

それぞれに話しかけ続けた。

この状態での気配り、、あーしんど

⭐︎

義母と電話が繋がる。

かくかくしかじかなんですよ〜

義母「あら〜大変やね〜」

私「いや、私はともかく、イチコが。

お義母さん、

ちょっとイチコが怖がってるんで、喋ってやってもらえますか？

お願いします。」

そして私は

スマホをイチコに手渡してもらおうと

サンベエを呼びつけた。

サンベエは賢い伝書鳩の如く

お風呂場の母親から、階段の姉へスマホを届ける。

そしてややあって戻ってくると

「いっちゃん、ばあばとお話ししてる。

にいくん、タオルでおそうじしてる。」

と、状況報告。

頼もしい義母は電話で

過呼吸になっているイチコを

しっかりサポートしてくださった。

ありがたかったです。

そして

私の流血も止まり

イチコがようやく落ち着いて

ニイスケにより床は綺麗に拭き取られ

サンベエは眠りについた、そう、

すべてが何事もなかったかのように

元通りになったその時、

オット帰宅。

…え？私、なーんにも恨み言なんて

ここに書いてませんけど（笑）

こればっかりは、しゃーないです。

しゃーない、しゃーない

その翌日、

サンベエを幼稚園に迎えに行った私は

膝から崩れそうになりました。

担任から、

「お母さん！　大変でしたね！

サンベエくんから

『おかあさんの足から血がいっぱい出たんだよ。

おかあさん、おふろでねてたの。

いっちゃん、かいだんで泣いてたの。

にいくん、タオルでおそうじしたの。』

って聞きましたよ！」

はははははは

子供の口に

戸は立てられません⭐︎

とは言えサンベエも、小さなその胸で

衝撃を受け止めてたんだな…

実際、

その流血の翌日はフラフラでした。

1人で名古屋まで（当時は三重在住）出かけるつもりでしたが

身体が冷たくなるような、頭がクラクラするような感覚があり、予定を取りやめました。

ニイスケが床を拭いてくれてましたが

フェイスタオル2枚が血液をずっくり吸い込んでましたので、

出血多量で貧血を起こしてたんだと思います。

私は、

万が一、外出先で出血したら

道端で足を上げて横たわるわけにもいかない。

ならば静脈瘤を放置しておくのは命の危険がありそうだ…

そう考え、かかりつけ医に頼んで

大きな病院の心臓血管外科に紹介状を書いてもらい受診。

手術が混んでいたため、最短だった4ヶ月後に

手術を受けました。

（その日が、

予約入れた時には決まってなかった

小4ニイスケの2分の1成人式の日に

あとから重なったわけです。）

日帰りで、

人によっては自分で車を運転して帰る…そうですが

私の場合は麻酔が強くきいてたので

自力運転は無理だったと思います。

術後すぐは確か2日後と翌週くらいに受診、

そしてその後半年間、月に一度経過観察の診察を受け、終了でした。

ただ

下肢静脈瘤があるからといって、さほど神経質になる必要はないのです。

もちろん見た目は女として悲しいですし、

足のだるさと無関係とは言えませんが。

残念ながら、手術しても10年以内に再発すると

私が立証してしまいました。

当時私は、網目状・クモの巣状の部位が

皮膚炎を起こしていて

瘡蓋痕がえぐれてる部分もありました。

だから、手術はしてよかったと思います。

手術後は見た目もすっきり、

そして何より皮膚炎が治ったのは、助かりました。

私のような大騒ぎになるのは

レアケースだと思いますが、

お風呂上がりなど血行がよくなっていると

場合によっては危ない──ので

こんな事例もありますよ…と、ここに書いておきます。

下肢静脈瘤は

一度なってしまうと自然には治らない。

その予防のために

弾性ストッキングをオススメされるけど、

暑い、キツい、履くのに時間がかかるので

かなり苦痛なんですよね。

私も妊娠中…ずっとは履けませんでした。

でも、身近な誰かに

「履いた方がいいのに。どうして履かないの！」と

責めるのは、非常に酷です。

皮膚の弱い者にはまるで拷問。

…と、湿布ですぐにかぶれる母が言ってます。

この点をクリアできる治療・予防用品が

産まれると良いのにな…と、切に願います。

最近、夕方の空が殊更に綺麗。

見た目大惨事③三児三様