おはようございます。

yu〜ri☆です

たくさんのブログの中からご訪問いただきありがとうございます。



もう、8月になりました。そう思っていると、ふと病棟で働いている時の怖い話を思い出しました。

怖いこと、不思議なこと大丈夫な方だけ見てください。













  今から15年前5階の病棟に勤務している時だった。

 いつもある個室へ入院された方が急変してなくなる。(高齢者がほとんどであり老衰という事もあり得るのだが)その個室に移動すると元気な方であっても4日ほどで急変し、1週間後には亡くなってしまう。


 ある日、その個室中に黒い影が入っていくのが見えた。疲れているんだと家族の誰かなのだとそんなに気にも留めなかった。本当にすっと入っていく。

個室なので家族はほぼ毎日、変わりばんこで朝から夕方まで誰かがいる。


その個室を505号としておこう。

私が夜勤の時、その部屋に入っていく黒い影を目撃した。家族の方は帰っている。

ノックし505号に入るが患者以外誰もいない。
患者は寝ている。声をかけると返答してくれ意識は問題ない

しばらく経つと患者が
段ボールを持った人が部屋に遊びに来ると話していた。髪の長い女の人、段ボールを抱えて入ってくるらしい。

家族でもないその女の人を怖いという人は誰もいなかった。

「遊びに来てくれた」と話すのだ。話す事もなく個室に入って段ボールを抱えながらベット柵から見ているのだと


その個室に入って亡くなった人は段ボールの女のことを必ず話す。

スタッフ同士で「505号に入ってきた人ダンボールのこと話したら危ないですね」などと冗談で言っていたが元気で普通にコミュニケーションとれる方がある日を境に段ボールを抱えた女性が遊びに来たら数日間のうちに急に意識がなくなり旅立たれる。

「あの部屋危ないですよ」「あの部屋お祓いしたらどうですか?」見える、感じるスタッフは次第にそう話す。

上司に言うがまともに取り合ってくれない。お祓いもしてもらえずそのまま空いたら入れる。そして亡くなるということが続いた。(老衰?と言えない人までも)

いつ頃からか続くその部屋を魔の部屋とスタッフは話し出した。



また?また?続くうちに入院患者が減りその部屋には入院患者を移動させない様にした。


505号は空いたままだ。扉は閉めている。

翌日から誰もいない部屋からナースコールが鳴る様になった。恐る恐る見にいくと黒い影が見える。廊下から部屋を覗くとベット柵の横に黒い影らしいものが見えた。

ナースコールがなり部屋に入り話しかけるが勿論返答はしてくれない。風が吹いて窓ガラスが揺れる様な音はカタカタと微かにする。

私は子供の時から霊感が強く憑依されやすいので母から作ってもらったお守りを常時身につけていた。(半紙に天然塩を入れたお守りをポケットやブラジャーの中に忍ばせていた)

部屋の空きが2週間ほど続いた。
ナースコールも時間関係なくなる。
そして新人の私が巡回に行かされる。

私の当番の日は部屋に入り窓を開け扉も開けた。

いつでも巡回時覗ける様にした。

日勤の日はそうした。

しばらくするとナースコールがなくなり、505号に入院患者を入れてもダンボールを持った女性は現れなくなった。

浄化したのか誰かについて行ったのかはわからない。だがその部屋に出ることはなくなり話を聞く事もなくなくなった。





  看護師として新人の時の経験談でした。

病棟などで働くと、スタッフの思いや患者の思いそれにつられて寄ってくるもの沢山ありケアや検温、検査、処置、多忙な仕事なのに、更に様々な思いまで感じてしまい勤務がとても辛く苦しかったです。

今は職は探してますが見つからず切れているので身体はとても楽です!

少しずつまた書いていきたいと思います☆