3月3日
ギャップをかんじますねー、
子供と私と。
年代が違い過ぎるというのはこういうことなのか?
戦争の話しをしていたの。
西表島に「ワスレナ石」というのがあって
それは戦争の犠牲者のことを岩に掘った碑なの。
そのことを詳しく話していたら
子供がほとんど聞いてない。
「大事なことなんだよ。」と言うと、
「はーい。」といって
テレビを見ながら聞いていて
話し終わった時に「背中かいてー。」だって。
あまりの無感情に悲しくなっちゃうよ!
バシバシっとはたいて仕事部屋に一人こもった。
じいさんだって孫たちに戦争の本を託していったのだ。
ワスレナ石を彫った人も戦争を伝えることで悲惨さを
忘れないでほしいと思っているのだよ。
あんだかやっぱ、違うんだな。
私たちと子供と。
私の父は満州の引き上げ船で帰国した。
満州では敗戦と同時に「ダバイ!!」と
ロシア兵が金品を奪いに来たと祖母が話してくれた。
なんて、自分の父母や祖父母から聞いたはなし。
子供だった私は、想像の中でリアルに感じたのだ。
そのころと同じ年の自分の子供だちにとっては
戦争は遠い遠い物語の事なのだな。