本来、日本は湿気が多い国なので田舎の

古民家のような作りの家が涼しいわけです。
今の日本の家屋は本当に住み心地が悪いと思います。
(マンションなどですが…)

若い方は昔の木造の家をあまり知らないから

わからないと思いますが、

畳と広い窓はとても風通しが良いです。

トトロの世界といえばわかるでしょうか?

私は、今年も冷房で体調をがたがたに崩しました。
冷房で冷えた体は、なかなか自然には温まりません。
真夏に湯たんぽを入れて温めました。

そして冷房が嫌いなので使わなかったら今度は、

危うく熱中症になりかけました。
よく報道されるお年寄りの

熱中症による救急搬送、よくわかります。

自然の風が通る家なら何の問題もないのに、

密封してエアコンをつけるから

体温調節が出来ずおかしくなるわけです。

オフィスに必要な設備を

家に持ち込むことはないのに

といつも思います。

私は冷房を付けたら窓を開けます。
そんなぁ~と言われそうですが、

そのくらいがちょうどいいのです。

体温調節機能の低下も

病気にはよくないことです。
というより、

病気の原因の一つでしょう。

そこには食べ物同様、

季節感の欠如があります。
一年じゅうほぼ同じ気温なんて

おかしいですよね。

季節の果物と野菜と漬物で

、十分なはずの食事が

食べ物に「旬」がなくなったので

「季節の」という言葉が消えました。

「季節の」には「旬」の意味があり、

その季節の体に合った食材があるわけで、

冷たいものを食べて体を冷やすのではなく、

体の熱を取る機能を備えた

食材を摂って身体を冷やすのです。
冷房の効いた部屋ではなく

自然に近い環境で汗をかいて食するのです。

べたべた汗をかくのは嫌だという

若い人が多いですが、

本来人の体はそういう風に

出来ています。

スイカやキューリなど

ウリ科の植物には

その機能があります。
サラダを食べると体を冷やすと

言われるのは、

真冬でもキューリやトマトを食べるからで

、トマトも真夏の食材です。
 

本来の収穫の時期を知らない人が多いので、

一年中あると思いがちですが、

農家が本来の収穫時期以外の時期に作ると

高く売れるという事からハウス栽培が始まったのであって、

自然の環境では作れません。

トトロでもキューリやトウモロコシやトマトは

真夏の暑い時になっていますよね、

あれが自然の姿です。

ですから、夏には夏の食材をたっぷり食べて

来るべき秋冬に備えましょう。
自然は必要があって

人々に食材を与えてくれています。
私たちの体は常に

食べたものでできています。

冷房で冷えすぎたら

体の中から温めましょう。
生姜やミョウガなどを摂りましょう。
(もちろん冷やさないことが前提ですが…)

そして秋冬には

こんどは体を温める食材を摂るのです。
芋や栗やかぼちゃなど…

果物もたくさん出てきます。

それが自然の姿です。

食材を買うときに

「旬」をよく知って買ってください。

どんなに文明が進んで便利になっても、

人の体は変わりません。

それは、あなたの体にとって

とても大事なことだという事を知ってほしいです。

春が旬の野菜は、主に3月〜5月頃食べられる美味しい野菜のこと。
明日葉
たけのこ
菜の花(なばな)
さやえんどう(キヌサヤ)
春キャベツ
豆苗(とうみょう)


夏が旬の野菜は、主に6月〜8月頃食べられる美味しい野菜のこと。

トマト
きゅうり
とうもろこし
ゴーヤ(苦瓜)
枝豆
なす


秋が旬の野菜は、主に9月〜11月頃食べられる美味しい野菜のこと。

さつまいも
人参
里芋(サトイモ)
ゴマ
チンゲン菜


冬が旬の野菜は、主に12月〜2月頃食べられる美味しい野菜のこと。

大根
カリフラワー
春菊(菊菜)
白菜
ターサイ(タアサイ)
ネギ

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