マグネシウムは、人間が生きていく上で不可欠なミネラルです。

マグネシウムには、正常な炎症反応のサポート、
筋肉の生成と維持、血糖値の安定化、代謝促進の他、
エネルギーの増加や骨の健康と強度の維持といった働きがあります。

海水に含まれる苦汁(にがり)成分は、マグネシウムですので
海に囲まれている日本は、土壌が肥沃であり、
比較的マグネシウムの多い植物が育つはずです。

ところが、肝心の土壌は自然の状態からほど遠い人工的な改良がされ、
化学肥料まみれの土壌になっているのが現状です。

野菜の中のマグネシウム含有量は、こういった土壌条件に大きく左右されます。
土壌が肥沃であるほどマグネシウムの多い植物が育ちますが、
スーパーで食品を購入すると、そのような土壌条件がわからないものです。


ここでよく取り上げられている「スイマグ」は
苦汁(にがり)成分から抽出されているので自然由来の
水酸化マグネシウムでできています。

※スイマグはこちらから:https://mihoseiyaku.com/

 

【マグネシウムの1日の推奨摂取量】

マグネシウムの推奨栄養所要量は、年齢によって多少の差がありますが、
男性400〜420mg、女性310〜320mgとされています。

これは、食物に含まれるマグネシウムの量が比較的少ないことを考えると、
かなりの量になります。

健康状態や健康維持目標、食生活の変化によって、
多くの人がマグネシウムの補給を必要としていますが、
あまり知られていないし、気づいていないのが現状です。

血糖値の安定化や代謝促進をもたらすマグネシウムが、
糖尿病にすばらしい効果を発揮していることを提唱されているのは、
慈恵医大の横田先生(内科・糖尿病専門医)です。
 

※横田先生の著書

 

※「ガイアの夜明け」ほかテレビ、新聞で今話題の洗剤不要の「洗たくマグちゃん」

 


過剰に摂取された糖が悪さをするのが糖尿病ですが、
メカニズムとしては、マグネシウム不足で、
血液中から糖を引っ張れないから糖尿病になるということがあります。


【いったいマグネシウムにはどれほどの力が秘められているのだろう。】


高濃度のマグネシウムを含む食物は、あまりありません。
中には、マグネシウムを豊富に含み、推奨栄養所要量の20%近く
(場合によってはそれ以上)を摂取できる食品もあります。
ただし、こちらのリストの裏付けとなるデータは、、
先ほども述べたように、食品の産地や栽培方法によって
多少異なるため、かなり違いがあることをご了承ください。

スイスチャード(フダンソウ)、調理済みのもの
ホウレンソウ、調理済みのもの
パンプキンシード
ゴマ
キヌア
カシューナッツ
ヒマワリの種
大麦

【現代日本人は、なぜマグネシウム不足になる?】

マグネシウムは、体中の酵素の活性に関与する、
とても重要な【必須ミネラル】です。


現代人に増えている不調や病気は、
実はマグネシウム不足によって起きうるものが多いのです。

例を挙げると…


・足のつり(こむら返り)
・うつ病
・アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症
・不眠、片頭痛
・月経全症候群(PMS)
・便秘
・胃腸の不調
・生活習慣病(糖尿病、メタボリックシンドローム)
・心筋梗塞
・脳梗塞
・不整脈
・悪阻、尿路結石

など、身近なものが多いですね。
(もちろん原因は様々で、マグネシウム不足だけとは限りませんが)

ではなぜそうなってしまったのでしょうか?

原因の一つに、「精製された食品を食べているから」ということがあります。
 
マグネシウムを多く含む食材は、
「原食品」=精製、添加、加工などをする前の、
採れたそのままの食材です。

例えば原食品である玄米は100gあたり49㎎のマグネシウムを含んでいますが、
精白米になると7㎎と一気に減少してしまいます。

昔の日本人は未精製の穀物を多く食べていました。

一方、砂糖も小麦も米も、現代の真っ白に精製されたものは
マグネシウムも食物繊維も少なく、糖質も吸収されやすいのです。

身近で簡単にできる工夫は、塩を選ぶこと。

例えば、「ぬちまーす」などミネラル豊富な塩を選んでみてください。
※『良い塩と悪い塩 』参照
https://kibounohoshi.com/archives/542
 

※「ぬちまーす

 



一般的には精製度が高いものほど塩化ナトリウムの純度が高く、
マグネシウムを含む他の貴重なミネラルは少なくなってしまいます。
(安く売られている【精製塩】には、何のミネラル分もありません。)

毎日の食事でも意識的に、良質のマグネシウムを摂りたいものです。

一方、下記に説明したマグネシウムを豊富に含むエプソムソルトで、
入浴することでもマグネシウムを吸収できます。

※エプソムソルト
イギリスのエプソムという街で発見され塩のように見えるので、
ソルトと名ずけられました。
原料は海由来の「硫酸マグネシウム」で、塩分が含まれていません。


エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は、経皮吸収されるため、
入浴に用いることができます。
塩分が含まれていないので、風呂釜や配管を痛める事はありません。

また、刺激もほとんどないので、赤ちゃんから使えます。
エプソムソルトは入浴時に用いることで、
体の機能を清浄に保つ働きがあります。

 

また肌を整え、肌荒れや乾燥を防ぎ、肌にハリを与えます。

マグネシウムは、体中の酵素の活性に関与する、
とても重要な【必須ミネラル】でもあるのです。

エプソムソルト入浴によって吸収できるマグネシウムは
肌の細胞分裂を助けるとされており、
美肌を目指す女性にも必要不可欠なミネラルともいえます。

※エプソムソルト

 


【マグネシウムは、気が付かないうちに不足している】

以下の食品は、マグネシウムを豊富に含む食品です。
日常の食事の中で、しっかり摂れているでしょうか?

マグネシウム豊富な食品の覚え方には、

「そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい? 納得!」

という語呂合わせがあります。

マグネシウムを豊富に含む代表的な食材の頭文字をつなげたものです。

そば、バナナ、海苔、ひじき、豆、五穀、豆腐、抹茶、ごま、わかめ
野菜、魚、しいたけ、イチジク、昆布、牡蠣、芋
納豆、とうもろこし、くるみ

どれも身近な食品ですよね。

しかも野菜や海産物の多いことに気が付くと思います。

つまり養分を土壌や海から吸い上げる食品には、
マグネシウムが豊富だということが分かると思います。

従って、肉食が多い生活をされている方は、
必然的にマグネシウム不足だということになりますね。

日常とる食品を通じて、是非ともマグネシウムを意識した、
「プラスMg(マグネシウム)ライフ」を心がけてみてください。

【「スイマグ」の素晴らしさを再認識】

これらのことから、私は改めて「スイマグ」の素晴らしい効果を
再発見せざるを得ませんでした。

便秘の解消や腸の正常化だけでなく、
過剰な糖(=多くの身体の不調や症状の原因)の排出や、
体中の酵素の活性化など、
知らないうちにたくさん助けてくれていたのです。

※以下のブログ参照

 

 

あなたも「スイマグ」や「エプソムソルト入浴」続けるうちに、
当たり前のようにあった不調が
ふっと消えていることに気がつくかもしれません。

※様々な形態があるマグネシウムですが、
どの形態のマグネシウムを摂取すれば良いのでしょうか。

さまざまな選択肢がありますが、
次回は広範囲にわたるマグネシウムの中でも特によく知られ、
健康維持に役立つと思われる形態をご紹介します。