8月のブログでリンクを貼っておいた内容ですが、覚えていますでしょうか?
いつも参考になる記事を投稿しておられる「如是我聞」の松下さんが
書かれたものですが、とても実感したので書いておきます。
この私のブログでは度々少食が体にいいと言っていますし、
皆様も体にいいことはご理解いただいているかと思います。
でも、食べ過ぎないという事がどのくらいなのか、
なかなか人によって基準が難しいかとも思います。
しかも食べたいものと、食べていいもの、悪いもの、を選別しながら
少食にするのはとても難しいと思います。
まず、問題は食べたいという衝動。
食べなければ生きていけないのではないかという不安、心配。
少食で満足できるようにしよう、なりたい、とそう思えば思うほど、
「食べたい気持ち」が出てきて苦しくなるのではありませんか?
しかし、それは普通の事です。
「必要以上に食べたい」という悪い思いが苦しみとなって表に現われるのは、
消えてゆくためなのです。
その時は、煩悩に負ける自分がとても不甲斐なく思います。
しかも、肉体の病気を治すには、正しい生活をして良い食べ物を体に入れていくと、
体の悪いところが症状として表に現われていろいろ苦しくなります。
それを悪化したと勘違いしてはいけません。
これは病気が治るために出てきたのであって、いずれは消えてゆくということだということは、ずっと続けることによって解ってくるのです。
先日お腹の調子がおかしいという内容のブログでも書いたように、
腰が曲がって身体がまっすぐ立たない。
歩くのに息がものすごく切れる。
少しの距離が歩けない。
という症状の時に、この施設の看護士は「車椅子」を
福祉用具の会社から継続的に借りて利用することを薦めました。
自力では歩けない症状と判断したのです。
私は自分の状態が一時的なものだと知っていましたから断りました。
その日から3日間自発的に水だけの断食をした結果、元通りになり、
先日この看護士が
「車椅子は必要ないね」といい、
元通りになってよかったと言ってくれました。
恐らく、多くの患者さんは、
ここから悪化の道を辿っていると判断されていくのでしょう。
その後に神経内科の回診があったので、なおさら医師は「不思議だ」と
いったにちがいありません。
いまでは、多くの看護士さんが元に戻ってよかったと言ってくれますが、
おそらく多くの人が元に戻れなくなるのでは…という不安が過ったに違いありません。
私は全くその心配はしていませんでしたから、
落ち着いて時が来るのを待っていました。
自分の治癒力を何よりも信じたのです。
とにかく、自分を信じるという事がどれほど大事かという事です。
いまでは、元のように毎日普通に歩いています。
維持する為にしていることは、以下です。
●朝食を完全に抜くこと。
(ドーナッツ一個や紅茶コーヒーは飲まない。飲むのは水か青汁)
●昼のご飯の玄米を半分にする(80gくらい)
おかずは豆腐一丁と野菜の煮物一品(80gくらい)、みそ汁、梅干し
●夕飯はなし。
午後4時以降に煎餅を2~3枚、
スープ類(市販のインスタントのものに出汁の粉末を足したもの)と青汁
●7時以降にスイマグを飲み、以降は何も食べない。
(ひたすら「孤独のグルメ」見ています、笑)
●甘いものが欲しい時は、黒糖(沖縄産の純粋なもの)をひとかけら口に入れます。
これに変えてから、足と腰は軽く今まで通りに歩行できています。
(歩行補助の歩行器は使っています)
不思議なことにお腹はすきません。
食べたいともがくこともありません。
失敗しなければわからない事でもありました。
実践には実行する意思も大事ですが、実は心の問題も大きいと思います。
つづく。