ここからは昨日の続きです。

 

さて、漠然とした話のように感じるかもしれませんが、

このブログをずっと読んでいただいている方なら分かるのですが、

食べ過ぎと甘いもの、肉類は腸への負担が大きいのです。

加えて小麦はグルテンもさることながら、小麦粉自体が本来の植物ではなくなっていて、

アレルギーの元凶と言っていいくらい悪いもので、食べると腸壁にべったりと張り付き、

腸を汚しまくります。
知っているのにまた食べてしまうのは、これにお砂糖という

覚せい剤より強い毒物が加わるせいでもあります。

クシマクロビでも、甲田療法でも腸が悪いと下肢が、肺や心臓が悪いと上肢に

大きく影響が出ると言っていますし、実際その通りです。

転んだ時に足を捻ったことばかり気にしていましたが、

数日して右腕の付け根と左腕の付け根に違和感が走りました。

力が入らないのです。
しかも、何かするたびに動機がひどいのです。

足の捻挫以上に血の気が引いていきました。

そして、前回取り上げた関先生のFBの話を思い出し、

ここ数ヶ月で食べ続けていたクッキーやドーナッツが

どれだけ悪いか思わずにはいられませんでした。

朝起きてしばらくして、コーヒーか紅茶と一緒に直径3センチほどの小さなドーナッツを

2か3個食べていただけ…うーん、おやつにも食べていました。
チョットだけがだんだん増えたのは確かです。

足の捻挫は、幸い驚くべき回復力で治っていきましたが、

今度はお腹の調子がおかしいのです。
スイマグを飲んでも、全くお通じがありません。
あってもほんの少し。
お腹が張っているのにガスも出ない。

腰が曲がって身体がまっすぐ立たない。
歩くのに息がものすごく切れる。

腰が曲がって身体がまっすぐ立たないのは、明らかに腸に異変が起きている証拠。

頑張って踏ん張っても、全然音沙汰がない。
さてどうしたものか…?

本来ならスイマグを毎日飲み続けて出るまで待つべきでした。

それを看護士さんの「浣腸すれば?」っという軽い言葉に同調し、浣腸をしたのです。

さぁ大変!お通じがないと言っても2日くらい。
しかも、一日一食では大量という訳ではないので、お腹は大変なことになり、

トイレに行くたびに貧血を起こす騒ぎに…!

一晩苦しんだ挙句、お腹は空っぽに。

やっと回復したのは3日目、完全な3日絶食になったのです。

回復食は心得ているので、玄米クリームを半分から食べ始めました。

もう絶対クッキーやドーナッツや甘いものは食べないと硬く心に誓ったのは

いうまでもありません。

つまり、こういうことですね。

●甘いもの、アルコール、大食、この三つが足首を悪くする。
糖分を過剰にとって、血液中の糖分が高くなると炎症が起きやすい。
だから足首が悪いということは、すなわち糖分の過剰ということになります。
どうしても欲しときは、ミネラルなどが豊富な、蜂蜜や黒砂糖がいいです。

●甘いもの(アルコールや大食も)と一緒に小麦食品を取ると腸にべったり貼りつき

腸が動かなくなる。一種の腸麻痺状態です。

●甘いもの、アルコール、大食、この三つをたくさん食べると
胃に熱をもつ、

熱は上昇性質を持ちますから、
胃から食道、
食道から気管、

気管から心臓へと行くと不眠が出てきます。

気管から肺へ行くと息苦しさがでてきます。

●飲食(甘いもの、アルコール、大食)から食道・気管に熱をもち、

その熱を冷やすために水が集まり、浮腫がおこる。

●浮腫があるから咽喉がつまってくる。
(ALSの特徴的な喉の違和感もこの一種だと思います)

「え、えん!!あ、あん!!」

としても咽にいつも違和感が出てくる。(ねばねばした唾液と痰)

これを日本の伝統医学では『梅核気』という。
耳鼻科(や病院)へ行ってもなにもわかりません。

これが慢性化すると悪血ができてくる。

悪血と水毒と熱がとれないから、

咽喉頭のガン(戦うための変異細胞)ができますし、

●咽喉周辺、ダン中周辺、肺兪心兪周辺に反応が出てくる。

●そこからつながる手足六経、陰経、奇経八脈に反応がでてくる。

●腸にトラブルがあると下肢に、肺や心臓にトラブルがあると上肢に大きな影響が現れる。

西洋医学では、全くわからないことのひとつです。

 

お腹がすっかり戻ったら、曲がっていた腰もシャンと伸びて普通に歩けるようになりました。
右腕も左腕も元のようにちゃんと力が入るようになりました。


同じことになりますが、日々食べるものが、よくも悪くも、私たちの身体を作っているのです。