腸疲労とは、そもそもどんな状態でしょうか?

一日三食食べることは、本当に必要でしょうか?
現代の日本で栄養不足で死に至る人はほぼいないでしょう。

しかし、食べ過ぎでさまざまな病気になっている人は数えきれないと思います。

食べれば必ず「消化活動」が必要です。
「消化」は、身体にとっては、とてもエネルギーを使う仕事です。
一日三食食べ、その上間食をすると、まだ十分消化しきれないうちに、次から次へ消化しなければならない食べ物が入ってきて、胃腸は働き詰めになります。

よく考えてみればわかることですが、晩御飯を沢山食べて就寝しても、朝お腹が空くのはなぜでしょう?

私たちが寝ている間に、胃腸はせっせと消化活動をしているからです。

そのエネルギーを身体の回復や、腸を休ませる時間に充てるだけで、身体は充分休まります。

食べずに寝ていれば治るとは、昔の人が良くいったことです。

そして食べたら、全部出すという毎日の快便はとても大切です。

私は病気になってから、便秘がちになり、初めて快便がいかに大切か知りました。

便秘は腸麻痺の原因になり、宿便をためることになり、宿便が停滞していると、脳に影響し、手足の働きに影響してしまいます。

(※宿便については、後述します)

気の流れ同様、便通も滞りなく流れていることが自然なのです。

次回は、免疫力のが正常化にも関わる、腸の中で働く、特別な免疫細胞クロストリジウム菌についてお話します。